みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2005-10-26から1日間の記事一覧

心室中核欠損症

最初に入院した病院で、面会時、主治医に最初に言われたのが、 「心臓に穴が二つ開いています。」 という言葉だった。 さらっと言われたけど、ほとんどの親はかなりのショックを受けるに違いない。 心室と聞いて、昔勉強した心臓の模型図が頭に浮かんだ。 -…

医師の友人

大学時代からの友人に医師がいる。 今は少し離れているが、 彼女が医師になる前から、 私にとって何か決断事や悩みなどあった時にはいつも思い浮かぶ、大事な友人である。 今回のことは、特に彼女の専門分野。 出産した次の日に真っ先に電話した。 主治医は…

乳搾り

出産後すぐに赤ちゃんを連れて行かれたので、 母乳出るようになるのだろうか?と心配した。 出産直後の初乳は、黄色くて、免疫成分が豊富である。 これは絶対飲ませんと、と思っていたら、 側に赤ちゃんがいなくても、搾るとちゃんと出てくれた。 それから毎…

じじばば

両家のじじばばは健在である。 すごくありがたいことは、両家のじじばば同士、とても仲良くしていることだ。 妊娠中、お腹の中の子が男の子とわかって、 特に両家のじいさん二人、とても喜んでいた。 彼らにはまだ、『お家』感覚が残っているのだろうと感じ…

夫(の悪いところ)

夫は超心配性で悲観主義ある。 何か困ったことがあると、先に最悪の事態を想定して、 そうでなくてよかった、と思うようにしているらしい。 力のことも、毎日毎日何らかの情報が入っていたので、 それに対して最悪の方向をまず考えていたようだ。 これね、私…

NICUの中

初めてお世話になったNICU。 子ども版ERである。 転院先のNICUでは、最初一番小さな子どもが入る、 他とガラスで隔てられた小さなお部屋になった。 力含めて4人のこどもがいて、 斜め横の子はものすごく小さい。出生時体重が800g台だった。 …