みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

検査をかいくぐる男[2017.12.12]

[2017.12.12]
日曜夜もよく寝てくれて週明け。
月曜午前中はすこぶる安定で、眠りそうなほど。
午前中の訓練もクリアして昼食後も眠そう。

午後、最終順番でシンチ検査予定だったが、
浣腸したり眠り薬を飲んだりと、食事後から前準備。
検査には全行程立ち会うことができ、合計約1時間ほど。

解析結果は今晩遅くか明日になりそう、とのことだったが、
夜間に交代した夫が担当医から聞けた。
よくわからん、とのこと。

撮影中からなんとなくそんな雰囲気を感じていたが、
やっぱりな、と。そして、一方ではホッとした部分もある。
とてもシビアな原因が見つかる可能性があったのだ。

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その夜は眠り薬で眠ったまま朝まで。
朝方たんが多くなり、夜が明けると、
また熱を出していた。
もう驚かんし。来るなら来いだ。

抗生剤治療は続いているが、
未だ血液培養結果は陰性のまま。
採血結果も悪くない。
どこからの熱なのだろう?

とりあえず様子見。アイス枕で冷やす。
午前の訓練室行きはキャンセルして、シャワー浴も無しに。

昼前に熱は少し下がる傾向を見せ、徐々に顔つきもはっきり。
病棟保育士さんが昼食後時間帯に立ち寄ってくれたので、
せっかくならと、保育をしてもらうことに。
保育中にだんだん挽回して、取り組みモード。
素敵なクリスマスツリーができあがった。

保育途中、担当医が来室し、再度採血、血液培養検査を試み、
ほかに念のためインフルエンザ検査もして、陰性なら、
明日抗生剤治療中止して見ましょう、と私と話を。

それを聞いていたらしく、
力、一気に意気消沈した顔になったようで、
保育士さんが、ちーくんおもしろい!と笑っていた。

抗生剤は適正に使わねば逆に身体に害になる。
その方針は良さげだ。
今日の採血結果も良く、インフル検査ももちろん陰性。
明日の状況で、いったん現在の治療終了予定。

今まで受けた検査は、ほぼかいくぐっている力。
大人へ回答をくれていない状況。
そんなら次こそは熱や菌をかいくぐってほしいものだ。

夕方またじいばあがやってきた。
日曜に置いていったお守りは実はじいちゃんのだったらしい。
新しく力に、と、かわいいお守り。
作ったツリーと並べて撮ると、力、ここ最近で一番いい顔をした。
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