みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

訓練→昼寝→保育→検査→歯科[2017.12.8]

[2017.12.8]
今日一日だけでフル稼働してきた力。
昼寝をはさんだため、どれもしっかりクリア。

昨日の時点で、3剤目の抗生剤治療がいったん終了。
丸一日経つが、現時点では熱が出るなどの変化無し。
最初の治療は、抗生剤中止後二日で熱を出したので、
この週末の体調が要観察、ということになる。

繰り返すループの原因究明のために、
すでに造影CT検査はして、結果、明らかな病変無し、
ざっくり言えば、よくわからん、というものだった。
今回の3剤目に入る時点で、次はシンチ検査をやってみよう、
との話になっており、
その前準備が今日の午後だった。

シンチ検査は核医学検査、シンチグラフィ検査だ。
いくつかの種類があるが、
力が受けるのはガリウムシンチグラフィと言い、
血管に放射性医薬品を微量投与し、
それが体内の菌や炎症に集まる習性を利用して、
炎症箇所を画像で確認する、という検査。

検査から3日前に薬品を投与しておかねばならず、
薬品はいわゆる放射性物資でナマモノ、空輸されてくる。
実施も準備も検査までも、通常検査とは趣き異なる。

投与される薬品はほんの微量だが、放射性物質
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 3、4日で体外に排泄されるため、
排泄物は特別管理。
病室に鉛製の重たい廃棄缶が据え付けられた。
つまり力も、理論的には放射性物質、ってことだ。

この検査で原因究明可能かどうかはなんとも言えないが、
との前置きもあったが、
可能性があるなら、今後のためにも、という実施。
何か分かれば良いが。

昨夜も細切れ睡眠だった力。
私が昨日の午後からなぜか急に体調不良に陥り、
日中はなんとかやれたが、
夜間の細切れケアは、なかなかシビアだった。
抗生剤治療終わったばかりだったし、
いろいろと悪い方ばかりが頭を巡り、嫌な一夜だったが、
いつもの魔法の薬?投薬して回復。早く飲んどきゃよかった。
今日は忙しい一日を、こちらも元気にクリアできた。

大人でも、ちょっとしんどいだけで、これだ。
長々伏せっている力はいかばかりか。
早く元気になろう!