みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2016.7.27いろいろあるけど大丈夫!

恐ろしく悲しい事件の報は、多くの人をどよよんに突き落とす。
そして、かいつまんだ報道の、
(もうこの世の仕組みとしてどうしようもないのかもしれないが)
その、かいつまんだワードたちが勝手に独り歩きして、
何かまた引き起こすんじゃないかと、またどよよんとしている。
今日私は、個人事業主の届け出を出してきた。
こんな身の上だが、
ささやかながら報酬がいただけるようなことが可能になった。
なんかうまくやってるじゃん、と思われるかもしれないが、
11年前は、下記リンクのブログ記事のように、
グダグダで前の見えない毎日を過ごしていたのだ。
たかだか11年前、されど11年前。
力が産まれてまだ3カ月ほど。
生死を分けるような連続手術をする前の時期の自分は、
力が産まれたことを受容しているつもりでいるが、
今から思えば、
多分まだ真から受容しているとは言えなかったのだろう。
いろいろに、未練たらたらだ。
こんなことを書いたことすら忘れていた。
ちょっと前に久しぶりにこの記事投稿を読んで、
そういえばそんなこと思ってたなあと思いだした。
今、この時の自分に、
大丈夫!どうにかなるって!どうにかなってるって!
と言ってやりたい。
リアル「手紙byアンジェラアキ」(15歳ではないが)。
振り返ると、大変でしんどくてもう終わりたい、
と思うことも多々あったが、
その都度、顔を上げると誰かが手を差し伸べてくれていて、
当の力も、なんとか頑張ろうとしている姿を見せてくれた。
暗きに落ちずに済んで今に至り、
このたくさんのご縁に感謝しつつ濃く有意義な時を過ごせている。
きっと、多くの人がそうだろう。
そんなこんなを積み上げて過ごしてきた人たちの年月と思いを、
一瞬でたたき壊してしまうのは簡単なことだと、
思い知らされたこの事件。
ホントに大丈夫だよ、なんとかなるよ、と声を大にして言いたい。