みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2016.6.9ギャラリーが多いほど

昨夜は騒いだがなんとか23時には自力で眠った。
今日は、外来訓練の先生が学校訪問して、
学校での力の身体の動きの時間をどうすればいいのか、
担任の先生方と共に話す「教育相談」の時間が予定されていた。
なので、昨日の休暇はちょうどよかった。
今日ができれば登校したい日だった。
寝たのは遅かったので、起きるのも遅かった。
約束の時間ぎりぎりに到着したが、ご機嫌だ。
訓練の先生方二人と、担任の先生方、専科の先生と、
たくさんの大人に囲まれて、疑似訓練スタート。
最初から楽しそうだったが、
最後にデモした歩行器がもうお調子者マックス状態。
こんな力、みたことないわ、と言うほど、がんばってた。
ギャラリーが多いほど頑張れたり、
歓声を上げられるとにこにこしたりと、
先日のキャンプ前緊張などにも表れているように
情緒面での成長が、身長の伸びと共にみられて、
とてもうれしい。
家族とのまったり時間も大切だが、
パブリックな時間を有意義に過ごすことも、とても大事なこと。
障害がある人、
反応が薄く見える人も、
周りの環境で顔色も表情も成長も大きく変わる。
見守ってくれる皆さんや、環境を提供してもらっていることに、感謝感謝だ。