みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

8週目~副菜と栄養バランス

食生活改善の効果か、結構痩せてきたらしい。
というか、聞くと、痩せ方のペースがちょいと速すぎる。
肝が小さい夫なので、
「これ食べるとメタボ?」と、
あれもこれも手を出せない状態になっているようだ。

トマトと玉ねぎが残っているから野菜スープでも作ってみる、と言うので、
週末くらい、ちょっと贅沢でもいいんじゃない?と、メインにステーキを提案した。
ステーキかあ、うちじゃ食べてないなあ。。。

野菜スープは、チキンスープの素さえあれば、失敗することはない。
具だくさんにすれば、びっくりするくらい野菜が食べられる。
ビンボー症だからか、私はみそ汁もスープも、入れられる野菜はどんどん入れて作ってしまう。
これはどうだ?という、見かけ厳しい残り野菜がある時は、カレーにしてしまう。

スープに入れる野菜の切り方は?と尋ねてくるので、
適当に、と答えると、その「適当」がわからぬらしい。まあそうだろう。

時間があるならできる限り大きめ野菜のスープは、格別。
でもうちは子どもがまだ小さいし、常に時間に追われているので、
平日に作るものはほとんど、小さく切ってじゃんじゃん入れるパターンだ、と伝えると、
「適当」の意味を理解したらしい。

また、肉は、そこそこリーズナブルな値段の牛肉を購入してきたようなので、
下ごしらえの肉たたきをポイントとして伝えた。
にんにくすりおろしを表面に塗ってもおいしいよ、とも。

トマト玉ねぎスープと肉だ。やっぱり緑が足りない。できれば葉物を添えることを再度提案。
ほうれんそうのおひたしにしたらしい。

弁当でもよく言われる、「彩りよく」。
栄養バランスは色彩バランスだ。
難しいことが分からずとも、また、子どもに料理を教える際にも、とても便利な目安だと思う。
色なら一目見てわかるもの。

「足りない色」は、「足りない栄養分」となる。
見かけが美しく、食欲をそそる食事は、心身ともに満足させるものだ。

ということで、8週目の週末は、3品自力で準備できた。結構進歩したね。

イメージ 1
・ステーキ
・トマトと玉ねぎのスープ
・ほうれん草のおひたし

しかし、いざ食べてみると、スープが箸を進めるにつれ、めちゃくちゃ辛くなったそうだ。
この辛さはしょうが?と言っていたので、
どれ位入れたか聞くと、一般的に入れるよりも10倍くらい入れていた。そりゃ辛いやろ。
まだまだ「適当」の意味を理解していない夫であった。
まあ、薬膳ということで。

スープはしょうが辛かったが、満足の夕食だったらしい。それはそれはよいことで。



あ、そうそう、先週の甘くなったカレーを辛くする方法について、友人がコメントくれた。

「甘くなったカレーには豆板醤がいい」

私は初耳だった。夫に伝えると、冷凍カレーにさっそく豆板醤を入れたらしい。
すると、本当に辛く、美味になったそうだ。

ご存じなかった皆さん、お試しあれ!


今週はうーん、まあ65点くらいかな。