みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

なごり雪

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週明けは朝から小雪がちらつく日だった。
ついに入院一ヶ月になる。
長らく隔離されていたが、
日曜の昼から母の付き添い再開である。

先週のうちは、手術まだまだ先、と思っていたが、
週明けてみると、もうあと4日後ではないか!
今日は朝から術前の血液検査、心臓のエコーと心電図の検査を受けた。

検査は異常なく、恐れていたインフル感染も今のところ大丈夫のよう。
明日は耳鼻科と外科の術前説明の予定、
あさっては麻酔科の説明、
また、手術室の看護師と、術後のICUの担当看護師の面会があるらしい。
手術の日まで結構なんだかんだとあるぞ。

手術は午後からだが、
術後は大事を取って集中治療室ICUで面倒を見てくれることになった。
経過が問題なければICUに一泊した後、病棟へ移される。
病棟でも、まずは観察室という、
ナースステーション横の管理しやすいところに入るらしい。

手術は、逆流症、気管切開ともに、
それぞれの専門の医師からすれば、
「一般的」「よくやる」
ものだそうだ。
でも、患者の私たちにとっては、初めてだし、めちゃくちゃオオゴト。

母、だんだんに緊張感が漂ってきた。

今日の力君といえば、起きてる時はよだれだらだらたらしていた。