みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

看護師さんたち

少し長くなる入院、
受け持ちの看護師さんは、日勤、準夜勤、夜勤と、どんどん替わっていく。
だいたい5、6人で、力の看護をローテーションしているようだが、
看護師さんて、大変な仕事やなあ。
心身ともにタフじゃないと、やっていけんね。

若くかわいい人、医者の愚痴をこぼす人、めちゃくちゃ無愛想な人、
独り言が異常に多い人、気遣いがとても細やかな人。
いろいろいるが、このローテの中で、最も目立つのはこの人。

「あらーリッキー(力をリキと呼びさらに外国風にしている)、
のどがゴロゴロしてるわね。野口五郎~。」
と、妙な駄洒落をガンガン飛ばす世話好きでちょっとふくよかな看護師さん。

力もどうも気に入っているようだ。