みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

力の病室

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入院した病院は、こどもを専門に診る病院、つまり患者さんは全員子ども。
入院の際は、必ず誰かが付き添わなければならない。
力が今回入院した病棟は、感染症病棟で、
今の時期は特に、インフルエンザや下痢など、うつる病気の子たちが入院している。
力は、かぜによる呼吸困難で入院したようになっている。

感染症の病棟なので、親以外面会は不可だ。
でも、窓越し面会という、ベランダの窓から病室をのぞく事はOK。
そんなしくみからか、窓が大きく開いていてとても明るい病室。なかなかだ。

病室は全て個室。
患者のベッドと付き添いのベッド、小さなクロゼットがあり、
トイレとユニットのシャワー室がある。
付き添い食がないので食事の不便はあるが、
冷蔵庫やレンジ、トースターは自由に使える。
慣れてしまうとまあ快適に過ごせると思う。

テレビはテレビカード制だし視聴時間の制限もある。
パソコンや他の電化製品は基本的に持ち込み不可。
遊びに行っている訳ではないが、
有り余る時間、楽しみといえば、食事することと読書位か。

でも、普段、毎日ハードな母。
この「なんにもすることがない」時間、
入院ならでは、じゃないか。

家にいると、やること山ほどあるもんなあ。