みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2019.4.29ツイてる時もそうでない時も

日曜の夕方、点滴腕が腫れているのを確認。
今回の入院では点滴がもたない率が高い。
点滴も量が多いからではあろうが、
めずらしく3日もたずに腫れ、
左右かわりばんこに刺されている。
すでに止血してそこまで身体状態は悪くないだろうが、
休日で外科担当医も病棟担当医も不在だった時間帯。
点滴取り直して採血するべく、
来てくれた当番医は見るなり、あーこれは厳しいなあ、
と、大きな声で。(そんな言い方ないじゃん)
で、案の定2回失敗し一旦休止。
後から再度トライも失敗し、肘付近でなんとか収めた。
が、
この部分は手遊びする力には最も都合の悪い部分で、
曲げると点滴が閉塞する。
起きている時はもちろん、
寝ても少し手が動くだけでアウト。
アラームが鳴り、肘を伸ばして、再トライ、
という延々と眠れない夜になった。
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担当してくれる医師に関してはツイていたが、
そうでなかったこの日。
翌朝、看護師さんに、
点滴取り直しか、なんとか工夫してもらうよう伝えた。
でも休日体制で、しかも救急の患者さんも多いようで、
なかなか対応してもらえず、
結局夕方、改善傾向の採血結果と共に病棟担当医が来室、
今から水分注入を開始し、
夜間は一旦点滴休止しましょう、との判断。
今日まで絶食でフルで点滴入っていたが、
一気に中断で大丈夫なのだろうか。
医師サイドでは大丈夫でしょう、
水分も無制限?で入れていいよ、とのこと。
と言ってもねえ。ちまちま注入を始めた。
午後から少しずつ注入して、夜、結構な量の排便。
良い状態だ。お腹も動き出した感。
点滴が外れれば退院の芽が見えるのだから、
このやり方でうまくいけば、それはそれで、
ツイてなかった点滴騒動も、結果オーライになるのかも。
と言っても、無制限に注入するわけにはいかんけどね。