みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

受診と受診と令和おじさんごっこ

先日の耳鼻科受診も時間がかかってくたびれたが、
その週の金曜は、大学病院に受診した。
かかりつけの病院と大学病院がやりとりしてくれて、
ようやく、まずは診察、と話が進んだ。

朝9時半の予約だったが、力は早朝目を覚まし、
睡眠導入水薬で、最後まで寝っぱなしだった。
力の先見の判断は正解で、帰宅は14時前。
付いた私は帰宅後ぐったりだった。

診察内容は、かかりつけとのすり合わせができているかの確認と、
夫が細かに質問を繰り返していた。
担当医はそれぞれに丁寧に対応してくれて、
明確な説明も受けられたので、まずは安心した。

下血の原因、下血の箇所をさぐる検査を行うことになった。
方法は内視鏡検査。
ただ、最初の下血時に同じ大学病院でトライした内容とほぼ同検査なので、
再度行っても、結果は不明、となる可能性が高いとのこと。

力の下血の原因および箇所は、
おそらく、という推定はできても確定はできない、ということ。
リスクがない方法がないのだ。

しかし、手をこまねいて同じことを繰り返せば、
力の基礎体力はどんどん低下してしまうので、
今回、まずは、安全寄りの内視鏡検査をしましょう、となった。
大学病院内でも、すぐゴーサインが出なかったようなので、
検査実施まで少し長くかかったということ。

検査予約は、検査実施医と、担当してくれた外科医との体制が整うのが、
連休明けすぐと言われたが、
今年は今まで誰も経験がない10連休の年。
連休明けすぐの検査なら、連休前から入院必須。
ちょっとそれもどうかと思ったし、
連休時の院内の不測の事態も考えられる。
一週遅らせて予約した。
今月内に術前検査がある。手術ではないが、全身麻酔での検査実施だし、
万が一、検査中に出血などがあれば、すぐ外科手術に移行するため。

翌週、かかりつけ病院に定期受診。
4科予約していたので覚悟はしていたが、
思ったほどは時間はかからず。でも母子ともにぐったりした。
定期受診はとりあえず問題なし。

力は回復スピードが上がっており、体重は何度も入院する前に近づいている。
まだ活発に動くわけでもなく、体力は続かないが、
とても機嫌よくこちらはうれしい。
でも、よくなると下血、というパターンなので、
緊張もしている。

登校は来週からの予定なので、
相談支援員さんから家庭訪問もしてもらった。
さまざま情報交換し有意義だったが、
力も、相談員さんが好きらしく、にこにこ笑顔で大人の話を聞いていた。

話終わり、相談員さんの提案で、令和おじさんごっこをした。
相談員さんから、
「力官房長官!」と言われてニヤニヤしていた。
写真はいまいち笑ってくれなかったが。
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このまま元気に連休に突入したいものだ。
ああ、今年の連休、長いよう。怖いよう。。。。