みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2019.1.23一気に退院

本日午後、予定早めて退院しました。
見守ってくださった皆さん、ありがとうございました!
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慎重にと考えていたが、
滞在病棟は感染症や救急病棟のため、
ここ最近の感染症急増により、フル稼働中。
朝の回診後、力は安定しているので、病棟移動の打診を受け、
一旦了承したものの、
夫の仕事調整ができたことと、
同じ病院内でも、ほぼ全部の荷造りをして、再度解いて、
さらに退院時には荷造りする手間を考えれば、
安定しているなら家に帰ろうと、退院させてもらうよう、
担当医に申し出て、ばたばたと退院手続きを踏んでもらった。
 
今回は褥瘡で形成外科にもかかわってもらっているので、
その調整や、昨日の管理栄養士さんへの相談事項もあり、
加えて、これからのなんらかの打開策の検討もあり、
午前中は人が入れ替わり立ち替わり入室、
褥瘡ケアもあり、結局退院にこぎつけたのが14時ごろ。
外は暖かく日差しがあって助かった。
 
力は年末に退院した時よりも少し元気で、
笑顔はまだないが、帰宅後もぐったりすることなく、
久しぶりに夜入浴して、いつもの時間にすっと眠った。
 
今回は輸血も、点滴から薬剤も投与なしで、
絶食だけで回復したのが、前回との違いではある。
 
今回も原因確定することはできなかったが、
鉄分や無機質などの微量元素の欠乏の疑いも判明し、
食事の消化吸収の再チェックが要りそうだ、
というのも確認できたのは良かった。
 
何度も入退院繰り返せば、元気な人でも元気でなくなりがち。
力も、少しずつ身体のベースが下がっているような気がする。
入院するような状況にならないのが一番だが、
現時点では、ベースをキープし、できれば上げていく工夫を、
日々少しずつでもやっていかねば。
 
娘たちには経過詳しく知らせてなかったので、
急展開のような退院にとても喜んでいた。
久しぶりに家族揃って夕食。
力も家族の馬鹿話に耳を傾け、時々相槌打っていた。
 
病院は安心だが、家は全然違う安定感。
今年はできるだけ長く家で過ごせますように。