みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2018.12.12宿便説にすがりたい

火曜午前から内服以外は絶飲食になり、点滴量が増えた。
すると一気に分泌物増え、
就寝までに大げさでなく少なくとも100回くらいたん吸引した。
久々の吸引マシーン状態。
排尿はちゃんとあり、循環は問題ないのだろうが、
せっかく減って自力摂取できるようになった水分が、
また点滴によって定期的で自動的に入るので、
体もびっくりしたのだろう。力のあるあるでもある。
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火曜朝に黒色便が出てから、
排尿と一緒にほんの少しずつ排便はあり、
性状も変わらず。
血の色が優勢になるわけでもなく、普通便になるわけでもない。
なんだかなあ、と、マシーンながら思い悩みつつ終日過ごす。
下血ならどんどん出るのだが、そんな感じでもない。
お腹は少しだけ張っているような気がする程度。
このままで寝られるのか、寝てもたんが多かったり、
だらだら便が出たら嫌だなあ、と思っていたが、
消灯時間前に、一気にたくさん排便。
モノは同じだが、最後にほんの少し通常に近い便が出た。
お腹もスッキリ。
眠剤投与すると、ストンと入眠。
入眠してしばらくは酸素の値が低めに推移したので、
念のため微量酸素投与も、すぐに落ち着いた。
眠るとたんも排泄も止まり、よく眠ってくれていた。
夕方の回診時に、医長のドクターが立ち寄ってくれて、
下血時に出た宿便、てことも可能性としてはあります、
と言ってくれた。
2日置いて宿便がぼちぼち出てくるんだろうか。
まあ、常識にとらわれない不思議な我が息子の身体なので、
それもありなのかもだし、
新たな下血ではない、その宿便説に乗りたいところだ。
翌、水曜朝、今朝は少し遅めに起きた。
病棟担当医と話して、今日も絶飲食でいきましょう、と。
また、たんが増えたことを受けて、点滴量は少し減。
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日勤の看護師さんが、
今日も風呂に入れましょうか?と言ってくださり、
ちょうど目を開けた力に声かけると、うれしそう。
風呂前に排尿あり排便なし。
風呂も気持ちよく入らせてもらった。すっきり。
昨日は、再発かも、と周りでざわざわしたり、
自分もたんが多かったりで、なんとなく申し訳なさげな力。
でも、顔色も悪くない。今日になっても、
もろもろ数値も安定。
下血が再発という感じは現時点でよくわからないが、
気をつけつつ、そろそろと回復しましょう。