みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

理想形に近づく2018.3.30-31大分県うめひびき~上~

もう一月以上前になってしまったが、力と上のおねえとが無事に卒業、進学先も決まったため久し振りに家族旅行へ。
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候補地はいろいろあり二転三転したが、
以前訪れた宿がリニューアル後、
ちょうど空きが検索期間中にタイミングよく出たことで決定。
大分県の山間にある大山町の、「奥日田温泉うめひびき」。
以前はひびきの郷(さと)という名称だったが、名も建物も、経営主体も変更。
場は、梅林を抜けて続く、峡谷を眺める梅の里。
我が家から約一時間超でアクセスできる宿だが、
今回はどこかに立ち寄ってから向かおうと、なんとか午前のうちに出立。
力は体調も悪くなく、往路も混まずだったが、
途中で念のためいったんお休み。人気のサービスエリアは回避して、
自販機とトイレしかない小さなパーキングエリアへ。
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こちら、やっぱり人車ともに多くなく、
障害者等用の駐車スペースには庇があり、
使いやすかった
庇無しのところがあるが、庇は必須。
確実に取り付けてほしいものだ。

力を車から降ろして、
ベンチで女性陣三人のひざ上で体を伸ばす。
そばの大きな桜はまさに散り際。
最も美しい盛りで、良い休憩になった。

すぐに出発して宿近くのロードサイドの産直店舗群「木の花ガルデン」へ。
アンテナショップは大分県内外にいくつかあるが、
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こちらが本店で、
産直の農産物はとても充実しているし、
ほかにも自然食のビュッフェや
小さなカフェ、工芸品販売などなどがあり、
この道を通らずとも
わざわざ立ち寄りたいおすすめポイント。
入り口や店前にある大きな桜は美しく、
山に自生の山桜との対比もあいまって、
素晴らしい眺め。

前回来訪時は帰りに立ち寄り、
好評だったパン屋さんへ。
こちらのパン屋さん、
地元の材料を使ったパンなど種類豊富。
何よりリーズナブル価格がうれしい。
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外のベンチで軽く昼食。
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力は昼食注入中、とても機嫌がよく、穏やかな良い表情をしていた。

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そこからほどなく到着。
宿は新しい宿泊棟ができており、
元の施設を活かしつつ、
ほぼ完全リニューアルされていた。
桜満開の中、梅も一部まだ咲いており、
梅桜共演のぜいたくな花盛り。

前回はバタバタだったが、
チェックイン可能時間直後に入り、
すぐに荷物を降ろして、
この施設の広場で遊ぶことに。
今回これがメインの目的。



フリスビーとバドミントンを持参したが、ラケットのガットが切れており(!)、
すり鉢状の広々した広場は風も舞いがちで、もっぱらフリスビー合戦。
平日だったこともあり、あと二家族いるだけで貸し切り状態。
力も皆のまん中で参加したり、ちょっと投げたりして、
家族皆、大笑いして楽しかった。
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日が落ちてくると急に冷えてきたので、
併設の梅酒工房へ。
こちらでは梅を使った商品満載で、
自慢の梅酒の試飲が可能。
もう今日は運転しないので、飲み放題だ。

係のおじいちゃんが気さくな人で、
7種類も飲ませてもらった。得した気分。
(おいしかったが自家製のが上!と不買)
力は大人が試飲している横で、
なぜかゲラゲラ笑っていた。なんで?

一旦部屋に戻り、力以外はざっと風呂に入る。温泉の質はとても良く、
峡谷が目の前の露天は、かなりレベル高いと感じた。開放感!!
夕方早めに食事。
個室に案内されたので、力が騒ぐのもあまり気にならなかったのがありがたい。
担当になって下さった係のおじちゃんはベテランで気遣いも素晴らしく、
気持よく食事時間を過ごすことができた。
食事は前回来訪時よりかなり洗練されグレードアップしており、
山間の宿によく供されるヤマメは焼きたてだったし、
メイン後の自生クレソンを使ったクレソン鍋は、
初めてだったが感動的にうまかった。(撮影忘れて完食。。)
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力の入浴は、家族風呂を借りて、おねえたちふたりの力を借りて。
家族風呂は階下の外にある別棟だったため、夜は少し寒かったのが残念だったが、
力は気持ちよく入れたようで、よかった。
力はそのままいつも通りのスケジュールで眠り、問題なし。
その後、もう一回露天に入りに行くつもりが、そのまま撃沈。
目を覚ましたら23時半。風呂が23時までだったのは、少し残念な点だった。
明朝朝風呂に絶対行くぞと、就寝。

以下~下~に続く。