みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

ギザギザくん、ようやく到着

当地、春が近づいてきたなあという一日。
力の薬微調整も、現時点では安定。午前中のうちに起きて機嫌も良し。

午後から、長々と時間がかかった力の新しいバギーと座位保持椅子の納品の予定。
力には新しいのがくるよ、と伝えており、うれしそうで機嫌よく出発。

力の乗り物は、行政の補助金を充てていただいているので、
まずは申請して認可が下りると、どんなのをつくるのか検討し、
寸法計測して、業者さんが制作に入る。
ここまで年度初すぐから開始して2カ月超、昨年の6月末だった。

それから順番待ちをして仮合わせが10月半ば、その後すぐにノロで入院したため、
できあがりはゆっくりで良いですよ、と伝えておいたら、
年度末になってしまった。ざっと一年がかりかかったわけだ。

バギーも座位保持椅子も、一部持ち込みの生地を使ってもらうことにしており、
そのやり取りも、
なかなか退院できなかったので入院中にイレギュラーに進めたりで、
時間がどんどん過ぎてしまった。

が、その苦労を経て、とうとう納品。

バギーについては、当初預けていた持ち込み生地が寸足らずになり、
生地自体を変更することにして、入院中に新たな生地を検討し、
これにしようと決め発注寸前に、おねえちゃんからのダメ出しが入り却下。
結局は退院して生地を再度選び、年明けてからデザインも変更して、という、
紆余曲折を経たもの。

実物となったものを見ると、いろいろを思い出し感無量。
なかなかかっこよくできたじゃん、と満足。
最初のバギーは「レゴくん」二代目の今のバギーは「ジャンボくん」、
そして、今回の三代目は「ギザギザくん」に命名。(第二候補「銀のイナズマ号」)

二代目と比較するとやっぱり大きい!
そして、力はギザギザくんにしっかりホールドされて安定して乗れていた。
よかった!

これから数年間力の足としてお世話になる。
ギザギザくん、よろしく頼むぞ!

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座位保持椅子は調整があり、
持ち帰らず保留中、のため次回。
こちらもなかなかおもしろく完成で、満足満足。