みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

6年生初登校

新学期は7日に始まっていたが、力は6年生の初登校はその一週間後の14日。
クラスは昨年度と同様、一つ下の学年と合同クラスになったが、
教室は1階から2階に上がった。
また、受け持ってくださる先生も約半分くらい交代して、
力的には、刺激の多い日になった。

力には前夜から、ちゃんと寝ないと明日学校には行けないよ、
と念押ししていたからか早寝したが、早朝からひゃあひゃあ起きていた。
登校して新しい男先生も一緒に迎えてくれたが、
力はそこそこ違和感なく受け入れ。安心した。

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最初は図工の時間。
担任の先生が工夫して作ってくれたお絵かき装置は、力にフィットしたようで、
嫌がらずにペンを持っている時間が長かったようだ。

登校から図工までの時間帯は、
少し咳き込むことが何度か見られた。



初登校の日は早帰りの日だったため、給食を食べて下校になったが、
ほとんどずっと、ひゃあひゃあ騒いでおり、
少々テンションが高すぎだなあと感じていた。
ここ1週間ほどは、なんとなく騒ぎすぎの傾向がある。

帰宅後もばたばた動いており、元気でよかったと思いつつ、
大丈夫かなあと心配もしていた。

夕方、注入後に案の定というか、眠いけど寝たくない状態と、
2回ほど小さなぴくつきがあり、念のため水薬を導入。落ち着いた。

夜は早めに就寝。あれだけ騒げばそりゃね。

翌土曜午後は訪問看護師さんが来てくれた。
力は朝一旦起きて排泄後にまた寝ていたが、昼前に起きた。

看護師さんにはテンション高くて久しぶりに水薬導入したことを報告。
見てくれている時間帯はおおかた安定だったとのこと。

その後も安定。
でも、日中、騒ぎすぎの時間が多くなっている。よく動くようになったのは良いが。

来週からまずは学校では付き添いはしなくて良い、となった。
バス下校は、おいおい様子を見て、とのこと。

下校バスに乗れるようになったのが小3の2学期から。
その状況に慣れてしまったら、往復送迎は結構なストレスだが、
全行程付き添いとなると、毎日登校するのはしんどい。
付き添いなくなっただけでも、と考えねばなるまい。

いやはや、1年1年体力が衰えてきたと思い知らされるたびに焦る。
体力と気持ちを保持しながら、頑張らねばと、新学期早々しみじみ。