みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2016.4.16熊本地震と遅起きと

火曜に登校の翌日が小学部入学式のため給食無し早帰り。
5,6年生は式に参加だったが、起きずに無理せず休み。
翌木曜は早帰りだったが起きたので登校。
下校後テンション高く、大丈夫かと心配する程だったが、
入浴後、食事すると眠そうになっていてよかったよかった、
と思っていたら地震
力はゆらゆら揺れたのが心地良かったのか、
ひゃはは、と笑ってうとうとと眠ってしまった。
その後はずっとテレビをつけていても力は眠っており、
揺れても起きずによかった。
いつもは力が寝入って1時間ほど経って私が風呂に入るのだが、
気持ち的に入れず。
仕事柄この状況では帰宅不能の夫にだめもとで連絡するも、
当然ながら返信はなく(3時前に連絡はあった)、
とにかくダッシュ5分で入り、
パジャマではなくジャージに着替えて、
いつでも外に出ることができるようにしていた。
娘たちにも、避難経路を片付けておくようにいいつけて消灯。
翌日は好天だったが、昨日の変な夜なべでなんかしんどい。
金曜は早帰りではなく、できれば登校したかったが、
力はぐっすり寝て全く起きる気配がなく、余震も継続。
揺れがいつまで続くかわからない中、
うちから距離ある場所に力を連れていくことには、
やっぱり躊躇した。休み。
結局力は14時前まで寝ていた。
疲れもあったのだろうが地震が関係あったのだろうか。
その日は生協の食糧を取りに行かねばならない日だったが、
力は休んだし、念のため翌日に取りに行くことにして自宅待機。
起きた後の力は結構なテンションで動きまわっていた。
天気も良かったし、余震も落ち着いていた。
これなら力登校できたなあ、なんて思っていたが、
暇そうな力を連れて夕方、生協に受け取りに行き、
そのまま夜までうだうだと過ごした。
力はあんなに寝てたのにまたまあまあ早寝。
消灯後、昨夜どきどきして眠れなかったらしい娘たちを、
さっさと布団に追いやった。
日中はそこまで大きな揺れはこなかったので、
今日は夫は少しは早く帰ってくるかも、と構えていると、
やっぱり日が変わるちょっと前に帰ってきた。
寝てない彼を先に風呂に入らせ、
さっさと寝るように追いやった1分後に緊急速報。
大きな揺れがやってきた。
力のそばに行くが動じず寝てる。
その後は間をおかずに余震が続いたため、
夫も眠れず待機。の間に私は入浴した。
さあどこで寝ようかな。結局寝室には3時前に行き、
何度も緊急アラームが鳴っていたが、力は起きずにぐっすり。
早朝暗いうちに召集かかって夫はまた出勤。
上の娘は試合、下の娘も部活の予定だったが、
この状況、どうなの、と心配していたら、
下の娘の部活が週末全中止になり、
上の娘の試合は、とりあえず午後開始に延期になった。
力はやっぱり昼まで寝て、起きたら元気。
2枚目画像は今日起きた後まだぼんやりしている顔。
1枚目画像は、
地震前の日に動きまくってフレームに入りきらない力。
とにかく、天災はおそろしい。
力みたいな子も被災しているだろう。
どうしているんだろうか。
心配で心配で涙出そうだ。