みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

Nとばあちゃんの春の京都旅

かねてからばあちゃんの念願の「孫との二人旅」。
二人の娘たちの、中学校卒業後の春休みにぜひ、と前々から言っていた。

Nの入試前の絶不調により、このあこがれの計画も、立ち消えいたし方なし、という雰囲気だったが、
N、なんとか合格し、晴れて、ばあちゃんの願がまずは一つかなうことになった。

行く先は京都とほぼ決まっていた。
泊まるところは宿坊だ。女子旅感ひしひし。


私と母(ばあちゃん)は、二人旅をよくした。
私が、いわゆる人が多いメジャー処が嫌いなので、
屋久島登山や礼文島高山植物観察、海外ではインド周遊など。
スポンサーは母だが、旅程計画と旅先での調整は全部私の仕事。まあ、ギブアンドテイクだ。

Nは方向感覚はなかなか優れている方だが、中学校卒業したばかりのいわば子どもなので、
そこまで頼りにならん。
ばあちゃんは、おばさん特性で人に尋ねることは得意だが、上記のように主体的な行動派ではない。
こんな二人、せっかく春の京都に行くというのに、ぎりぎりまで無計画。
ついつい見かね、結局は私がちくいち旅程を作ってしまった。
しかも、いろんなことを想定した場合分けまでして。
あーあ、余計なことしたかも。。。

と思いきや、ばあちゃんもNも、喜んでその旅程に従い、ほぼ、たがわず、こなしてきた。
よかったー、助かった~、なんて言いつつ無事に帰宅してきた。まあよかったってことにしよう。

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Nは家族にそれぞれお土産を買ってきてくれた。
お菓子など食べ物については、
私があの店の何々、と指定したのを、
一生懸命探して調達してきた。
できる範囲でいいよ、と言っておいたが、
探すの楽しかった、と、
一つ一つ説明しながら見せてくれた。
ほぼ買ってきていた。

楽しい旅行だったのなら、何よりだ。
ばあちゃんも、
まずは長女との旅をゲットできて、
ばあさん冥利に尽きるだろう。


ちなみに、初日の清水寺は、
N曰く、「ディズニーランドみたいに混んどった!歩けん位やったよ、びびった!」
とのこと。
そりゃ、桜の季節ですもの。