みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

ニシコリ・フィーバー

男子テニスの錦織選手が、
グランドスラム」と言われるテニス四大大会の一つ、全米オープンで準優勝した。

勝戦の前日の夕方、じいちゃんから電話があり、
WOWOW全米オープンを生中継)に入ろうと電話しよるっちゃけど全然つながらんばい、どうすりゃいいとや?」
と。
「このまま(電話)かからんやったら、どっかでWOWOW放送する場所かなんかば調べちゃりやい。」
という。
そこまで入れこんじゃってるのか。。

じいちゃんばあちゃんはもともとスポーツするのも観戦も大好きだし、
家族のテニス人口も多いので、(自分はテーブルテニス(=卓球)選手、ちなみに結構戦績有)、
応援で盛り上がる気持ちはよくわかる。ミーハー野郎だしね。
後から聞くと、夜まで電話してつながらず、あきらめたらしい。

決勝の結果は残念だったが、テレビや新聞の盛り上がりようときたら、すごかった。
ウエアやラケット、さらには協賛企業関連株が軒並みどかーんと値上がりしたりして、
すごいなあ、こんなの久しぶりだなあと思った。いまどきな盛り上がり方だ。


「にしこり」と入力しても「錦織」と、まだ変換されにくい。
テレビのコメンテーターも、この期に及んで「にしきおり」と言ってた人もいた。(おいおい名前間違えるな)

録画で見た決勝戦は、観客もやや少なく、この大会の興行的には実は残念だったのかもだが、
ニシコリ、の名前を知らしめた効果は大きい。
テニスしていない時はのんびりまったりな好青年な感じ、万人が応援したくなるような選手のはず。
これからももっともっと「かっけー」テニスで、決勝に行くの当たり前、になってほしいものだ。