みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

わが家の今夏のグリーン1~キイロイキノコ

このごろは力も入院することが無く、家の植物を枯らす可能性が減ったため、
おととしあたりから少しずつ植物を育てることを増やしている。

以前、まだ子を授かっていないころ、夫の仕事の都合で他県の山間に数年住んでいたのだが、
場があったため、結構な種類の植物を育てることができるようになった。
今は、他に手をかけねばならないことが山ほどあるし、マンション住まいとなると限られる。
特に力が生まれてから数年は、植物なんて二の次三の次。現況は本当にありがたいことと言える。


わが家の植物たち、
今年の夏は、いつも放置目でも頑張って緑をキープしてくれている玄関先エリアに事件があった。

玄関エリアには観葉系の植物中心に、少々水やり忘れても、なんとか生き延びる、
我が家のようなところにはありがたい存在を置いている。

高層階なのに、毎年子どもたちは蚊に刺されるので、
気休めに、センテッドゼラニウムのポットから育てていると、見る間に大きくなった。
鉢を入れ替えるにつれ、身体が支えられないほど茂るので、
都度剪定しながら、そこそこの大きさで育てていた。強くて便利な植物。
蚊よけ、といっても、そこに植えているだけではほぼ効果が無いのだが、
ハーブ独特のいい香りがするので、玄関先エリアに昨年から移していた。

数日前、1日半くらい水やりの間隔があいてしまい、これはいかんと朝のうちに水やりに行くと、
センテッドの根元に黄色いスポンジのようなものがあるではないか。
ん?洗濯物かなんかが飛んできたのかな?
よく見てみると、

イメージ 1
キイロイキノコ!!!!!

ぎょええええー。














ゾワゾワゾワーとした。
水やりもせず部屋に逃げ帰ってきた。
ちょうど夫がまだ出勤前だったので、(ちなみに娘たちは不在)
ちょっとちょっとちょっと、と写真を撮ってきてもらった。上記画像。

そのまま画像検索してみると、
どうやら、コガネキヌカラカサダケ(無毒)、という種類のキノコではないかということで、
とりあえず落ち着いた。

1日半でこんなにでっかくなるのか。昨日のうちには気付かなかった。
菌類ってすげーー。

無毒ということで落ち着いたが、やっぱり気色悪い。
いやはや、しいたけやまいたけを最初に食用とした人たちって、マジすごいと思うよ。

下のおねえRは、こんな得体の知れないものが大嫌いなので、絶対秘密にすることにして、
Nにはその夜、Rが寝た後に、
「我が家の怖い話、聞きたい??」
というわざとらしい前ふりして話して、実物を見せたら、ひょえー、とウケたので、
以降、キイロイキノコ共同体と認定した(?)

それから数日、Rには内緒のうちに、何度か生えてくるキノコを破壊しては、また生えてくる、
という、地味で、かなり不毛な活動を一人でずっとしていたのだが、
とうとう、Nが、なんか玄関のあたりまでキノコのにおいがして気持ち悪い、というので、
鉢ごと処分することに決めた。
こんなに生えてくるのだ、きっと、もうこの鉢は浸食されている。ハーブの香りも全然しなくなった。

皆いない時を見計らって、根っこごと引き抜くと、簡単に抜けた。
底まで菌糸が張り巡らされていた。うおー。二度目のぞわぞわ。

鉢毎廃棄した。
隣の鉢のなんとか(名前失念)、という小木が、とうとう枯れた。
ずーっと枯れずに幾年も厳しい夏冬を越したプミラも二鉢共枯れてしまった。

キイロイキノコの仕業か。。。。。
(多分違うと思うが)


菌類恐るべし。どこからやってきたのやら。
キイロイキノコ、またどこぞの鉢に出てきたらどうしよう。。。。くわばらくわばら。