みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

いろいろ出します

週明けから登校できている。

週末はおねえNの部活試合の応援のため父母ともに出かけ、
終日留守番を元気にこなしてくれた。助かるわ、ちからくん。
留守番疲れするかもと思ったが、月曜から、意外に早起きして登校し、学習もできた様子。

スクールバスでの下校は、開始になった6月末から数日乗った後、体調悪くなって休み、
復帰した後の1週間は様子見のため乗らずに送迎したため、まだ数日しか乗ってない。

あっという間に一学期最終週になってしまったが、
せっかくここまでクリアしてきたのだ。最終週だけでもどうにか。
先生方や看護師さんたちに体調観察してもらって、
今週はできるだけ乗ることにした。

久しぶりに乗るので、担任の先生がこそっと同乗してくれた。
こちらで勝手に乗ってるだけですから、と言ってくださっているのだが、こちらとしてもとても安心だ。
本当にありがたいこと。
力は、担任の先生が乗っていることに気付いているのかいないのか不明だが、(多分気付いていると思う)
機嫌よく乗れていて、それはいいことなのだが、
週明け月曜は、久々に乗っての緊張からか、降車時、かなり痰があがってきており、ずるずるだった。
が、スピーチバルブを外して乗っているので、気道閉塞することなく、自力排痰して、外に出しており、
帰宅後に吸引したらそれ以降すっきりだった。
後から連絡ノートをみると、日中も痰が多めだったらしい。

翌日尋ねると、
日中少々痰が多めだったが、せっかく担任の先生も観察乗車してくださる予定だったし、
バスに乗る時しか力のことを見ることが無いバス介助員さんに、
力の排痰の状況をできるだけリスク減で確認してもらってもいいのでは、という判断だったそうだ。
まさに、至れり尽くせりな細やかな対応。感謝感謝だ。

翌日の降車時は、打って変わって静かに降車してきて、
おおー、今日はいいぞ!と帰宅したが、
駐車場で降りた時くらいから、アヤしい匂いがしてきた。
エレベーターでマンションの自宅まで上がるほんのちょこっとの時間で、大量うんち放出。
ギリギリまで我慢していたに違いない。
うちについた、と思った瞬間、解放されたのだろう。
もうそれはそれは、ここ数年間経験しなかったような大放出で、身体の後ろほぼ全面、まみれ、である。

こうなると、自分で立ったり座ったりできない力のうんちだらけを、私一人で始末をするのは超超大変。
この状況でも、横にせざるを得ず、そうすると力は気持ち良くなって、ごろごろ動き回り、なすりつけまくり。
洋服脱がそうとしたところで、玄関チャイムがなり、おむつ業者がおむつを配達に来た。
重なる!こういう時に限って!

ひとまず力の下に古新聞紙をたくさん敷いて、おむつ業者さんの対応をして、
すぐにべたべたな力の服をなんとか脱がせて、風呂場に直行。
力をきれいにして、ようやく、本来なら帰宅後すぐのはずだった夕方の注入を開始できた。汗だく。

痰もうんちも、きっと、バス乗車の振動にて、促されるものだろうと推測。
まあ、どちらも、生命にかかわるようなこともなく、ただ、私があたふたすればいいことで済んでいるので、
良いとしましょう。
いろいろ出してくれてますね、ちからくん。

そして、今日。当地、大雨警報が出ており、あまりにもひどい降りだったら迎えに来ます、
と先生に伝えたが、今日は担任の先生も乗らずに、一人で乗せて帰る予定、とのことだったので、
できるだけ、乗って帰れるよう、お天気を気にしていたら、ちょうど下校時間に警報解除され雲が切れた。

今日も、やや降車時に痰は上がってきていたが、それほどでもなく、
機嫌よく、うんちもせずに、家まで帰ってきて注入できた。
まあ、注入後に椅子に座っている間にうんちは出てしまったが、昨日みたいに漏らさずに済み、
バスに乗った後はこんな感じ、というのが、こちらにもつかめてきたという点でも、
とても有意義な3日間だったと思う。ありがたいことだ。


イメージ 1
さすがに、フル授業、バス下校、だと、
イメージ 2
とても疲れるようで、週明けからずっと早寝だ。

今日のバス降車時はややげっそり気味だったが、
夕方、注入後にうんちもした後はすっきりご機嫌。

1学期の授業は明日まで、
週末の関係であさってが終業式。
今年は当地、梅雨明けの前に夏休みに入ることになりそう。

明日も登校できたらいいけどな。