みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

コダワリの先にあるもの/ソチ五輪モーグル女子

ソチ五輪開催。
日本でのリアルタイム観戦は非常にしんどい時間帯だ。
 
最初の注目の競技、モーグル女子を見ようか見まいか迷っていたが、
フィギュア団体女子シングルから続いて、つい、朝5時前までリアルで観てしまった。
フィギュア以降は一人で観ていたが、4時過ぎから涙涙で最後まで泣きっぱなし。
 
連続出場してメダル期待されていた選手、上村愛子は、惜しくも4位に終わり、メダルなし。
が、本人のコメント同様、すがすがしかった!
5時まで観た甲斐があった!
 
後から、この競技のメダル評価について、やや物議があるようだが、
評価もの競技につきものな、それはナイよね、という不透明感(不公平感?)の中、
選手本人が満足なら、これはこれで大いに「アリ」ありなのだろうと、思わせてくれた時間だった。
 
以前、女子水泳の五輪選手が「自分が楽しめればいい」「メダルメダル言うなって」、
という趣旨の発言をして、日本中からぶっ叩かれ続けたことがあった。
それも一理あるのだろう、楽しめてなんぼ、な部分もあるのだろうが、
そこまで叩き続けんでも、という、
今振り返れば、観戦側の力量もいかに?を問われたような出来事だったと思う。
今回の上村コメントは、まさにすがすがしく、
そりゃそうだ、上村が満足ならそれが一番じゃないか、
と、素直に思えるような、まあるい結果だった気がする。
 
中継したNHKのベテランキャスターが、
「私たちにメダルへのこだわりの先にあるものを見せてくれた」
てなことを言っていたが、ほんと、腑に落ちた。
 
それにしても感涙した翌日、というか朝5時までだから当日だが、身体全く使い物にならず。
翌日まで体調不良を持ちこした。
無理したらいかん。もう、朝までみるのはやめよう。。。
 
でもなあ、スポーツだもの。リアルで観たいんだよなあ~!