みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

交流学習の子どもたち

週後半はやや疲れ気味になるが、今朝も早く目を覚ました。今日もまた、早めに登校できた。
が、行きの車内でほぼ寝。眠そうだ。昨日早寝だったがやっぱり疲労か。
後から聞くと、台風も小さく発生しているらしい。外は湿度高く蒸し暑い。
 
今日の予定は近隣の小学校の交流学習。
昨年より1校多い交流。
今年から、すぐにクラスに来るのではなく、体育館で車いすに乗ったり、押したりして、
障害がある子たちのことを少し学んだ上で、それぞれ数人単位でクラスに遊びに来てくれる。
 
来てくれるのは、力が通う学校から徒歩圏内の小学4年生が主(多分)。
昨年は、交流の日程にちょうど力が体調崩したりして、今一つ体験できず。
今年はうまく体調があい、遊んでもらえている。
担任の先生のノートによると、
眠そうだったらしいが、ソーラン節をにやにやしながら見ていたらしいし、
その後の花いちもんめなどの遊びでは、にこにこ楽しそうに過ごせたらしい。
力のお相手してくれた男の子が、
「楽しそうにしてくれて、自分もうれしかったです。」
と言ってくれたそうだ。親として、素直に、うれしい。遊んでくれてありがとね。
 
 
ガイジ、とか、シンショー、とか、普通小中学校では多々飛び交っているようだが、
軽く発しているだけなのだろう。何も思わずに。
現在小中学校在籍中のおねえたちの方が、この言葉聞いて苦々しく思っているようだが、
まあ目くじら立てず聞き流しておいて、と私は娘たちには言っている。
 
交流学習で、どれくらいの子が、
力やそのほかのお友だちのことを少しでも身近に感じてくれるか、わからない。
いろいろあるが、自分らと同じ子どもだ、と、ちょこっとでも思ってくれると、うれしいことだ。
来てくれる子たちも、受け入れる力たちも、それぞれ、
子どもたちなりに、この学習、多少なりとも「頑張っている」時間だろうから。
 
 
下校後、訪問リハだった。
途中で、力の洋服を買ってきた、とやいのやいのとじいさんばあさんがやってきた。
訓練中だ、とメールしてたのに、相変わらずマイペースな彼ら。
が、力、手で支えながらとんび座りする訓練、
じいさんばあさんにいいところ見せようと、めっちゃ頑張っていた。
今までにないほど、長くしっかり支えて頭を上げていた。褒められるとにやにやしつつ。
 
やっぱりお調子もんだ。まあそれもよし。
 
天気は悪いが、明日まで登校するとまた三連休。
頑張っていってくれるといいけどな。