みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2学期のはじまり

本日より新学期。
あいにくの空模様だったが、おねえたちはそれぞれ、ぶうぶう言いながら元気に登校した。
この猛暑の夏休みを元気に過ごしてくれてよかった。
 
力は、朝から絶好調で起きてたら登校しようと思って準備はしていたが、
南方の温帯低気圧が台風に変わったばかりだし、空はどんより重たい。
案の定、
一度目を覚まして私をチラと見た後にまた眠りに入ったので、
始業式だが、今日は割り切り、無理せず明日から登校することに、早々に決めた。
 
イメージ 110時前に起きて、とても機嫌が良い。いい感じ。
今日から学校だけどお休みしたよ、と言うと、ふーん、という顔。
 
何が、ふーん、じゃ!
 
 
 
 
 
 
午前中は久しぶりに家族全て出はらって、静かに二人でまったりすごした。
昼すぎにはおねえが一人下校してきたが、それから力はテンションが上がり、夕方の注入時間帯は、
騒ぎ過ぎなほどわあわあ大声でしゃべっていた。
ちょっと騒ぎ過ぎやなあ、と心配していたが、注入後、しばらくして咳き込んだきっかけに少々吐いた。
あーあ、土日吐いてないのにさあ。
 
ちょうどヘルパーさんが来てくれており、吐いた後はご機嫌になったところでお預けして、
おねえたちをピアノに連れていった。
 
帰宅後、みるととても元気。
騒いで、ごろごろ動いて、おねえたちにダメだしを何度も食らっていた。
 
「ちーくんさあー、そんなに動くなら、ちょっと立ってみたらいいやんか!」
 
風呂では、おねえたちがバカ騒ぎしていた意味がわかっているかのように、
ちょうどいいタイミングで一緒になってげらげら笑っていた。
大人が入り込めない、3人の世界。。。。
いやいや、ほぼわかってるんだろうね、多分。
 
夜は騒いでいたが、注入後、しばらくしてすとんと寝た。
明日登校できればいいけどな~。