みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

器を見ると・・・茜窯の器

小学生低学年の頃、家族で陶器市、が、定番イベント。
実家から少し足を延ばせば、陶器の里がたくさんある。
 
上の弟と私は(下の弟は幼すぎ)、「よさそうな」「値打ものかも」なものを先んじて調達する先鋒部隊だった。
並居るおとなをかき分けて、めぼしいものをいち早くかごに入れて父母のもとに。
父母は静かなところでゆっくり選別する、という役割分担。
 
まあ、あさましいと言えば言えるのだが、先鋒調達係は、子どもながらにとても楽しかった。
お、これはよかもんばい。なんて言われたりすると鼻高々。
そんな経験が、今の器好きに繋がっているのだと思う。磁器も好きだが、やっぱり陶器がいい。
 
このごろはなかなか機会もなかったし、見ても、ピンと来るのが無かったが、
先月旅行に行った先で、宿に展示してあった器を、つい、買ってきてしまった。
 
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 茜窯/熊本・宮川佳子
 
 
「お買い得品」と書いてあったところのを、ほぼ買い占めてきた。(お買い得品にも弱い)
手前のコーヒーカップだけは定価だったが、夫がことのほか気に入ったようで、購入許可。
お酒でもコーヒーでもいける、持ちやすく使いやすいなかなかいいカップだ。
 
それぞれ早速使ってみたが、とてもよかった。キミたち、やっぱりうちにくるべき器だったのよ。
 
気にいって手に入れると、ずーっと大事にできる器は、生活を楽しくすると思う。