先日、就学前に通っていた療育施設の在園児保護者の方々に対して、
「先輩保護者」としてお話をする、という依頼を受けて、1時間ほどお話しさせてもらった。
人前で話をすること自体は、得意とはいえないまでも胃が痛くなるほどではない。
それに、お世話になった療育施設の先生方からのお願い事を断る理由はない。
ということで、なんちゃって講師、かれこれ今回で3回目。
こんな機会をいただくのは、うちに力を授かってこの数年間、エピソード満載だからだろう。
話すにもいくら時間もらっても足りないくらいのボリュームとバリエーション。
話すにもいくら時間もらっても足りないくらいのボリュームとバリエーション。
力みたいな障害がある子を授かった他のご家庭にとって、
うちに起こった何かが少しでも役立つなら、話をするのは、やぶさかではない。
うちに起こった何かが少しでも役立つなら、話をするのは、やぶさかではない。
このブログを始めた目的の一つでもある。
また、場を特に設けてもらってではなく、個人的に尋ねられて、
うちはこんな感じでうまくいったよ、みたいな話をすることも、よくある方だと思う。
今までたくさんの人に助けてもらっている。
だから、私事小さなことでも、誰かの力になるのなら、
きっと今まで助けられたことへの恩返しになるだろうと思いながら、素人なりに努力しているつもり。
でも、昨年位からはっきりと、
ていうかさあ、何なのよ?何の目的で尋ねてるわけ?
と、つい思ってしまうような、ちゃっかりさん(と私は心の中で呼んでる)に閉口している。
子育てにかかわらず、いわゆる、ちゃっかりさんは、結構いると思う。
かく言う私ももしかするとそんな部分が多々あるかも。
が、
ほんのちょっとしたことで生死をわける可能性がある子どもたちを授かっているご家庭での、
子どもたちのお世話に関する「ちゃっかり」は、本当に許し難い。
困ってるんです、と言うので、たくさん考えて一生懸命話をしたりするのだが、
手抜き方法やすり抜け法?だけをピックアップして後は馬耳東風。
そんな方々に話すのがばからしく、腹立たしくなってきているのが実際のところ。
でも、それで本当に困るのは子どもたち。明らかに弱っていくのを見ると、自分が拷問を受けているようだ。
対極に、
自分のキャパ以上に頑張って、ギリギリの淵を歩いている人もいる。
少し前の自分もどちらかというとそうだったかもしれない。
そんな時の誰かの一言や、姿勢に勇気をもらって、なんとか上がってこられることも体験で知ってる。
実際、不肖私の話でも、勇気が出ました、なんて恐縮するようなことを言っていただいたこともある。
だから、これからも、教えて、とか、話して、と言われたら、誰からであってもやっぱり断れないだろう。
重くてしんどいなあと思いつつ。
だから、ちゃっかりさんたちのこと、私は絶対許せない。