みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

夏休みは目が回る(+魔のカレンダー)

ようやく夏休み。力の登下校送迎の毎日でなくなることは、ある意味楽ちんペースになる。
 
と思いきや、母、なんかめちゃくちゃ忙しい。目が回る毎日とはこのことだ。
 
中学生の部活少女Nは、まだ選抜レギュラーメンバーでないが(先輩が強豪ぞろい)、
現在、中学生の部活動の大会まっただ中。朝早くから夜遅くまで、試合と試合観戦とそれに伴う練習の毎日。
日焼けで真黒。(昔の自分を見てるよう)
 
小学校最終学年のRは、どっさり夏休みの宿題が出ており、また習い事も混んでいて、
昨年とは全然違う休暇の様相。
「ぜんっぜん夏休みじゃないし!ていうか夏休みの方が忙しいし!」と、
ぶうぶう文句を言いながらも、なんとかこなしている。
 
力のスケジュールはのんびりまったりだが、力だけだ。
おねえたちが、朝早くから出たり入ったり。
弁当が要る日、要らない日、朝早出、夜に習い事等など。
しかも、双方違うペースで動いているため、
何がどうなって誰がいつどこに、を把握するのだけでも目が回っている。
(何で目が回るかって理由は下に)
 
小学校高学年以上になれば、すっかり手が離れるようなイメージが数年前まであったが、
そんなことはない。
娘たちが自力でやれることは増えるが、それ以上に、やらねばならんことがどかーんと増えてる。
周りの家族がフォローするべきところもどかーんと増えるってことだ。
 
もう、育児、とは言えないレベルだが、子どもってのは、いつまでたっても手がかかる、というのは本当だ。
まあ、それに見合う以上のおもしろさもあるのだが。
 
みんな、がんばれがんばれ!!
 
 
さて余談ですが。うちの都市伝説?のこと。
台所横に掛けているカレンダー。日付の下に予定などメモを書けるような大きなものを毎年活用。
が、今、私がそのカレンダーにメモを書くことはない。
それは。
まだ、力が入退院を繰り返していた1,2歳児の頃、
カレンダーに予定を書き込んだら必ず、それをこなすことができなくなる、「魔の」メモ欄だったからだ。
書いた予定の上に、必ず力の入院が重なってた。
それに気付いてから、二度と書かないことにした。
書かなくなったら、ちょうど予定のある日は力はどうにか入院回避し、
必ずスケジュールこなせるようになった。何と摩訶不思議!!
 
うちは、看護師さんやヘルパーさんが定期的に訪問してくれるし、
家族分、特に娘たちの習い事や、いろんな行事で、メモるべき予定は満載なのだが、
以来、必ず頭で記憶するようにしてる。(手や足に書いたりもしてますが)
たまに、うっかりして、ご迷惑をおかけすることもないことはないが最小限。
今のところ重要なところはおさえてる。
 
だんだん入院も減ってきてるこのごろ。
きっと書いても大丈夫だろう、と思わんでもないが、
いやいやダメでしょ、と、書かずを継続中。
1,2歳児は、2週をあけずに入院していた頃だ。
入院頻回だったから必然的に予定と入院が重なってたんでしょ?なんて突っ込まないでください。
誰が何と言おうと、私は魔のメモ欄の効力を信じています。
このまま、ずっとずっと続いてくれよう~!!!