みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

秋の三連休

先週、台風が抜けた後はずっと絶好調だ。
ただ、朝、分泌物も少なく、体調よく登校しても、迎えに行ったら、
痰がずるずるだったので吸入して吸引しました。との報告を数日受けていたので、
なんでかなあ、と思ってはいた。帰宅しても落ち着いているし。
 
このごろ力は本当によく声が出ており、うちでも、ちょっと、静かに!とおねえたちから注意されるほどだ。
以前は、あー、あー、と、短い、ほぼ単一な音、という感じだったのが、
あーあーあああー、とかのロングバージョンや、あう!あうあ!とかの複数後バージョン、
うひーー(裏声)という、聞いている方が吹きだしていしまうような声を出しており、
かなりバリエーション豊かになっている。
 
最近の低湿度な気候に加え、声出しが増えたことで、きっと気道のTチューブ内がかなり乾燥している模様。
吸入は欠かさずやっているが、
朝登校前に吸入して、その分が、学校で活動している際に、だんだん上がってきているのではないかと、推測。
 
また、登下校の道中、かなり、大型トラック等含め交通量が多く、排気ガスの影響も考えられるため、
少々涼しくなって窓全開での登下校を、力が乗車中は空調に頼ることにして、窓を閉めてみた。
 
学校でも、生理食塩水での吸入をしたほうがいいのでは?と言っていただいたので、給食前にお願いして、
できるだけ分泌物を排出できる環境を作ってもらった。ありがたい。
こちらも、少々工夫してみて、少し解消したかなあ、というところ。
まあ、吸引が終日頻回、というわけではないし、何より、めっちゃご機嫌なので、あまり心配な感じではない。
 
どちらにせよ、今から感染症な季節だから、今から乾燥対策だけは気をつけねば。
 
イメージ 1さて、三連休はずっと穏やかに、ご機嫌で過ごした。
力があまりにも体調落ち着いているものだから、
家族皆、それぞれ、好き勝手なことを、好きなペースでやれて、
力は何となく手持無沙汰の様子。
 
土曜は少々肌寒かったからか、
午前中、いつもよりは吸引したが、午後からはおさまり、元気元気。
 
 
 
 
 
日曜の夜は、夫も休暇、久々におねえNが翌日が部活休みになったこともあり、夜に家族で外食に出かけた。
力は、家族で出かけると本当にうれしそうな顔になる。
連休中日でかなり混んでおり、力は待ち時間状態になってしまったが、終始ご機嫌でリラックス。
 
イメージ 2翌日の振替休日も、朝からとてもさわやかだったので、
外でイートインできるパン屋さんに朝食食べに、また家族で出かけた。力やっぱりうれしそう。
こちらのパン屋さんも、激混みだったが、
無事食べることはできた。
だんだん日が当ってきて、力はやや迷惑そうなそぶりを見せていた。
足組んでエラそうでしょう。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして週明け。
久々の学校だ。力は、「学校行くよ!」と言うと、にこにこしてスタンバイ。
久々の登校日は久々のプールだ。
 
元気にお別れして、昼過ぎにお迎えに行くと、
連休明けでプールがやや水温低めだったが、めちゃくちゃご機嫌で、楽しそうでした、とのことで安心した。
 
イメージ 3イメージ 4下校後、外来リハ。
療育センターに寄贈された
歩行器を試すことになっており、
先生に調整してもらっていざ乗せると、少々仏頂面ではあったが、
よく頭が上がり、
いい感じで使えていた。
先輩が使った歩行器、
力もうまく使えるといいけどね。
背中で動くよりも、こうやって動けると、
ぐーんと世界が広がるよ。
 
 
 
 
 
 
 
しかし、週明けにプール&リハ、というハードなスケジュールだったが、
しっかり頑張れて元気に帰宅。家でもご機嫌だ。
 
昨年担任をしてもらった療育センターの保育士さんとも久しぶりに会って、大きくなった!と感心された力。
一緒にいるとなかなか進歩は見えにくいが、
よく考えれば、昨年度はできてなかったことがたくさんできるようになっている。
 
いい季節はあとほんの少しだ。
絶好調でまいりましょう!