みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

シャインマスカット

先日、私の叔父叔母の名前で「ぶどう」が届いた。
同じ市内に住んでいても、うちに事情もあり、なかなか会う機会も少ないのだが、
力やおねえたちのことを、気にかけてくれているのでありがたい。
 
「ぶどう」
と品名のところに書いてあったので、てっきり巨峰だと思っていたら、
あけてびっくり、とてもとても立派なマスカット。
 
6年前のこと。
うちのすぐそばで開催される花火大会見物に、
保育園で一緒のクラスのご家族を招待した。子ども含めて多分30名くらいきてくれた。
おねえたちが保育園でご一緒したパパママたちには、ちょうど、力のことが一番シビアな時期、
それぞれのクラス共に、本当に気遣ってもらって、助けてもらった、いわば恩人たちだ。
力が長期入院した後にようやく退院してきて、退院後の日々がめちゃくちゃハードだった時期だ。
お礼も兼ねて計画したのだが、たくさん来てもらって本当ににぎやかで楽しかった。
 
その時に、退院祝い、と、皆さんからいただいたのが、
めちゃくちゃ立派なマスカットだった。
何粒かはちょこちょこ食べたことあっても、こんな大きな房でまともに食べたのは、初。
アレキサンドリア」という、超有名品種、お持たせフルーツの代名詞みたいな果物。
 
みんなで食べたのだが、これが本当においしくて、一気に「マスカット好き」となった。
 
が、普段は買えない。
スーパーで売ってる手が届くくらいの金額のマスカットは、はっきりいって、美味しそうではないので買わない。
つまり、やっぱりもらいものとして食べる代物なのだ。贅沢品。
 
それ以来、いつもこの時期に、あー、マスカット食べてええ、と思いつつも、思うだけで終了して数年。
そんなことは知らなかったはずのおじおばからいただいた、久しぶりの立派なマスカット。
相当に気分が上がった。
 
イメージ 1いただいた品種は「シャインマスカット」。
最近よく聞く名前。
皮ごと食べられます、との説明文。
さっそく洗って食べると、
皮はうすく、中の果肉はめちゃくちゃ甘い。
おいしいい!!
新鮮なのに官能的な味、である。
甘いが甘ったるくなく、いくらでも食べれそう。
 
 
(写真は農研機構ページよりhttp://www.naro.affrc.go.jp/introduction/index.html
 
 
おねえたちに食べさせてみると、上のおねえNはおいしい!と言っていたが、
下のおねえRは、これ野菜の味がする!と、食べなかった。(皮の味ですね)
子どもにはわからんぞ。このおいしさ!ていうか、子どもには食べさせられんな。
 
おばにお礼の電話をすると、近隣でいいぶどうを作る農園で採ったもので、
収穫時期最後のシャインマスカットをぜひ食べてもらいたかったから送ったのよ、との言葉。
本当にご無沙汰しているおじおばなのに、気にかけてもらって、本当にありがたいことである。
 
夏の終わりからは、桃の最後、梨の数品種、ぶどう、と続き、だんだん柿やりんご、みかんに移行していく、
フルーツオンパレードの季節である。
サプリメントなんかよりも、絶対に身体に良い。果物食べると元気になる。フレッシュなみずみずしさ、最高!
少々太ることを気にしないといけないが。。。