みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

花火で夏仕舞

イメージ 1学生の夏休みの最後の週末。
今年は夏休みが週末分おまけ。
 
力は、まるこめくんになってから、絶好調。
ごろごろ転がり、わあわあおしゃべりして、
にこにこ笑顔。新学期前に体調戻ってよかった。
が、騒ぎすぎて、2日ほど夜までハイテンション。
久しぶりに睡眠導入剤を少量だが投薬した。
少量だったためか、かなり粘ったが、
寝るとぐっすりだった。
 
今日は当地恒例の花火大会が開催された。
何度も書いて恐縮だが、
わが家のベランダは花火見物にはもってこい。
転居して数年は、
友人たちを招き大勢で見物していたが、
夫単身赴任以降は、
私一人で、力を含む子どもたちに
目を配りながらの給仕がなかなか厳しく、
何より、上のおねえは花火音が大嫌い、
下のおねえは盛り上がるのは
最初の2分程度なので、
見物会企画をずいぶんご無沙汰している。
 
今年は夫も帰宅してきたし、
企画復活しようか、との話は出ていたが、
夫、がっつり仕事が入ってしまい不在。
イメージ 2
んじゃ、今回も家族だけで、となった。
夫、見物会での2,3回しか堪能していない。
今年は家にいるのに、また見られず。
 
毎年鑑賞している私たち、
動かずとも目の前で見ることができるので、
かなりだらだらモード。
正午から1時間おきに号砲が鳴り、
だんだん気持ちも盛り上がってくるのだが、
開始時間にちょうど力の風呂が重なり、
私は力と一緒に風呂場で音だけ聞いた。
 
力は、どーん、どーん、という、
不慣れなでっかい音に、きょとんとしていたが、
だんだん、音を待ち、鳴るとにやにやしていた。
そして、
風呂上がる位にはすっかり飽きてしまった。
 
おねえたちは最初こそ見ていたが、
すぐに飽きて、録画していたドラマをみる、と、
花火時間帯にテレビをみていた。
大会主催者さんたちになんとも申し訳ない。
 
 
 
ということで、また今年も、子どもたちは早々に花火から離れてしまった。
私だけが、花火のために力のいろいろを終わらせて、
これも毎度だが、ラスト5分だけ外で、たまやーかぎやーと一人で写真を撮った。
 
当地の花火大会は、有志が開催している花火大会。
資金不足で一時期中止になりそうになったが、なんとか続いている。
大会開催や運営、後片付けまで、たくさんの方々の善意で成り立っているのだ。
大会翌日は朝早くから当地区の住民がボランティアでゴミ拾いや清掃をする。
(まだうちは清掃に参加してないので大きな顔はできないが、ゴミがとても大変らしい。
来年見物にいらっしゃる皆さん、ぜひ、ゴミ持ち帰りなど、できる範囲でいいので協力してください!)
 
大きな夏の花火大会としては、ここが一番最後。
今年はいつもよりも涼しかった。大勢の見物のみなさんも少しは楽だったのではないだろうか。
 
ここ数日、一気に朝夕が涼しくなった。秋だなあ。。。
今日は満月。花火で夏仕舞い。。。なんかちょっとさみしいねえ。