みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

歯抜け!!二本目~

学校では独り立ち決定してから、学校看護師さんたちへの申し送りが始まった。
といっても、看護師さんたちは、当然ながらケアのプロだし、今までいろんな子どもたちのお世話をしているので、
まさに、一を聞いて百を知る状態。こちらが伝えたいことはすぐ理解してくれて、安心。
 
木曜朝から、珍しく注入後に少量鼻からラコールが出てきた。げげげ、と思いきや、すぐに機嫌よし。
この時期のこの気候なので、痰はやや多い。咳き込んで反射で出てきたような状態。
 
昼の注入は申し送りで、2人の看護師さんが来てくれていた。
担任の先生に看護師さん2人。ハーレム状態で給食時間が始まり、すっかりテンションが上がって暴れていた。
ちょうどその日は教室の湿度が何となく高く、快ではなかった。
暴れながら注入後、数分後に、咳き込んでまた鼻から少量出てきた。いかん、こりゃいかんな。
 
が、朝と同じく、すぐに機嫌よくなり、何もなかったかのようにしていた。
 
注入時暑かったのかもしれない、とあとから看護師さん。
担任の先生たちと室温の確認をすることになった。
しかし、力一人の教室ではない。力以外は、どちらかというと、寒いのが苦手な子たちが優勢である。
あまり涼しくし過ぎるのは皆さんに悪いなあ、とも思うが、
寒いのは着込めばいいから、と、うちにあわせてくれることになった。
力は自宅ではだいたい、室温25度程度、湿度は60%以下だと快適。
それ以上になると、ぼちぼち元気が無くなってくる。
 
帰宅後は訪問リハビリを頑張れた。
先週、開始直後に吐いたので、今回から注入前の時間を調整していただいて、開始時間変更でスタート。
吐きは、注入後のリハだと言うこともあるが、やりたくないなあという逃避の気分も入っていたのだと思う。
案の定全く吐く気配もなく終了。よかった。
 
金曜も蒸し暑かった。
朝早く、痰がゴロゴロいって起きたが、吸引するとスッキリ。元気に登校した。
昼は、注入時の室温管理と、背中にアイスノンを入れて、涼しく保って注入。吐きなく問題なし。
早朝から活発だったからか、昼過ぎから、睡魔が何度も襲っていたらしい。
寝ていいのに、と先生たちには言ってもらっていたが、
かっこつけ野郎の力なので、学校じゃ寝ない、と心に決めているに違いない。
フラフラになりながらも寝ずに帰路に就き、少しだけうとうとしたくらいで、また覚醒した。
夕方もずいぶん頑張って寝ずにいたので、夜の注入前に風呂に入れて、風呂後に注入、就寝。
 
イメージ 1土曜の朝のグルーミング最中、
またもや前歯がぐらぐらしているのを発見してしまった。
前回のぶらぶらのレベルには全然達していないが、
明日は日曜で歯医者は休み。
知らないうちに急に抜けては危ない。
また、歯医者に行くことになった。
 
イメージ 2週末で久々に休暇の夫にも歯科受診を見学させようと、
父母同行。
今回は麻酔注射後抜歯。
 
 
 
力は、夫がカメラを向けると妙なカメラ目線。
抜歯時も、慣れた風に、問題なく抜かれていた。えらいえらい。
 
しかし、注入後、少々吐く。
その後は全く問題ないのだが、吐くこと自体はいただけない。
注入すると、身体の温度が、がつんと上がっているので、
それで暑くて気持ち悪くなるのは、原因の一つだと思うが、そのほかにも原因があるのかもしれない。
 
まあ、たしかに、梅雨だもの。
苦手な季節を、頑張って登校しているので、早めの夏バテかもしれない。
 
観察中。