みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

「ゆびえのぐ」で手型取り

今日は初めて6時間目まで。終わりが15時20分なので、1年生としてはハードだと思う。
 
午前中に看護師さんたちがたくさん来てくれて、顔を覚えてもらった。
力はちょいと恥ずかしそうで緊張していた。最初から慣れていた学校では久しぶりの表情だ。
次に、午後の予定の体育を繰り上げ。
布ブランコをみんなでやって、給食。
本日はミートソーススパとフレンチドレッシングのサラダ、パン、だ。
酸っぱいが苦手な力にとっては、どれも今一つかもしれんなあ、というメニュー。
 
最初にミートスパを食べたが、やや食べたが、「やや」止まり。
次に、難関のサラダは、案の定というか、口に入れたら目を白黒させていつもの反応。
こりゃだめだ。
次のパン粥は、口の中のサラダ味が邪魔をしたようで、ほぼ食べなかった。
無理強いせずに終了。
 
午前中と、給食時に、いつも眠くなっている。そりゃー、夜寝てないもん。(昨夜も1時すぎ!)
でも、今日は学校では頑張って起きてもらって、
帰宅しても夕方寝しないように気をつけて、絶対に夜眠らせようという母の計画。
眠らせない攻撃すると、起きた。
だいたい、注入を終わると、好調度合いが上がるので、それからは元気に活動的。
 
イメージ 1午後は午前の予定だった図工。初だ。
絵具で手型を取る、という予定。大丈夫かなあ。
水糊や、まさに絵具などのヌメヌメ大嫌いな力。
 
準備してくれていたのは、「ゆびえのぐ」と言って、
手で制作するための専用絵具。初めてみた。
先生がお手本を示してくれて、一人ずつやることに。
 
「さあ、最初にやりたい人!」
と先生に声掛けられて、すぐに声を出して答えている力。
相変わらずのお調子者ぶり。
リクエスト通り、最初にトライさせてもらった。
 
手に絵具をつける瞬間から見ていたが、意外や意外、楽しそう。
おおー、成長が感じられるぞ。
 
が、紙に手型押す際、手をもにもにするため、
何度も何度もやり直しをしたが、最後にはまあうまくとれたのでよかった。
ちなみに、お友だちはみな、1、2度で成功。
言いだしっぺの力が最もへたくそだった。
 
15時過ぎまでの学校は、先生たちがゆっくりペースを配分してくれて、
力もストレスなしに、元気に過ごすことができた。
帰路の車内でやや眠くなったが、完全には寝ずに、今に至る。まだ寝てないし。。。。。
 
明日は定期受診。
また、寝ないことを相談せねばならん、あーあ。