みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

夜な夜な女~ジンジャーエール・おはぎ・梅みそ

今まさにジンジャーエールを作っているところだ。(煮待ち中)
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おねえたちはとりあえずいまだ早寝早起き生活は継続中。
通っていた保育園のおかげである。ありがたいこと。
 
おねえたちが寝ても、私は力のもろもろでもう一仕事あるので、2回の夜を過ごすような毎日。
力がうまく寝てくれると、それはそれでとてもいいことなのだが、
深夜分の注入時間を待たねばならないため、
静かで薄暗い中、一人で寝ずに起きているのがしんどいことが、最近は多くなってきた。
以前のように、体調不安定な力をみながら、眠くても寝ることができない状態を過ごしていたことを考えると、
本当にぜいたくな悩みだと思う。
 
洗い物や洗濯など一通り家事が終わった後は、暗いし読書等は率先してできないため、
ネットで調べ物をしたり、が主になるが、
より有益な時間の使い方としては、煮込みものや、目や手が離せないような料理仕込みを夜中にやる。
夜な夜な女である。
深夜、静かな中で調理している様は、昔話で出てくる魔法使いや、人食い鬼嫁みたいよねえ、といつも思う。
 
先日、今年の梅ものの最後の、「梅みそ」を仕上げて、ビンに保存した。
こどもたちには大人な味かも、と思ったが、思いのほか、生野菜につけながらばりばり食べていた。
そのままでも、隠し味や下味付けにも、様々使えそう。梅って万能。
 
また、先週末は、おはぎを作った。あんこを作る時間があるかどうかわからなかったので、
粒あんだけ購入して、中のもち米は土鍋で炊いて、半分手作り。というか、作ったとは言えないレベルか。
なかなかおいしくできたが、成型が難。失敗作は家の分に、うまくできたのはたくさんおすそ分けした。
 
そして、今日はジンジャーエール中。
 
昨年は、夏休みになる前にすっかり消費してしまってぶうぶう文句を言われた梅ジュースを、
今年はこれでもかとしこたま作って、夏休み中、ケチケチ飲んではいたが、もった。
しかし、これだけ作っても夏だけしかもたず。
夏以降の飲み物として、ジンジャーエールを作ることにした。
新ショウガの時期は逃したが、土付きショウガのジンジャーエールは、
秋冬にぴったりの体が温まる骨太な飲み物。
 
作り方は簡単。
生姜をきれいに洗って土などを落とし、薄切りにして、同量の砂糖と水で、生姜が透明いなるまで煮るだけ。
香り付には、シナモン、クローブ、鷹の爪などをお好みで。
最後にレモン汁を加えてもう一回煮込み、煮沸ビンに入れて冷ましてできあがり。
梅ジュースと比べるとなんと簡単!!
ちょうどハチミツがあったので、砂糖の一部をハチミツに替えて、
レモンがなかったので、かぼすを入れた。まあここらへんは、適当で大丈夫でしょう。
 
もっと簡易にしたいなら、生姜をすって、同じく砂糖と水で煮て、出来上がり。これはある程度すぐ飲む分のみ。
 
サイダー割でもお湯割でもめちゃうまい。やさしい甘さなのにスパイシーなピリ辛で大人向け。
市販のはもう飲めず、レベルです。
 
いろいろを作るようになって、当たり前だが、売っている食品などはほとんど自家製でいけるんだなあ、と。
自分で作ればやっぱり安心だ。
 
ちょいと手を加える、っていっても、忙しければ、やっぱり手作りはハードル高い。
でも、涼しくなった秋の夜長、夜な夜な女(男)、になってみてはいかがでしょう。