みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

プチトリップにて~岩風呂&部屋出し鶏づくし昼食:みはる旅館

夫の休暇は仕事柄ではあるが、いつも、2、3日前にしか正式確定しない。
また、力も、体調は予想できない。
つまり、うちはレジャー計画を事前に立てることがほぼ不可。力はしょうがないとはいえ、全くうちの男どもは。
 
それでも、5月連休と盆正月は、だいたいの予想をして、予約をいくつか入れておき、
その時点でベターな選択をすることで、なんとかどうにか。
財布を預かる身としては、費用対効果は最も気になるところなので、
うまいこと皆の満足度を高めるのは、なかなか大変だ。
 
ということで、今回のように、急に9月の連休が夫の夏季休暇になったからといって、
ハイシーズン料金で旅行に行くほど、甘くない。
今回は旅行なし、というと、
おねえたち、ええええー、なんでよーーー、だって夏休みどこにも行ってないやんかー、
と、ぶうぶうブーイング。
全く女どもも。
 
といっても、気持ちもわかるので、今回は泊まりなしでもちょっとした旅行気分が味わえるよう、
郊外の割烹旅館にて、風呂&昼食、にした。
 
自宅から高速を使って約40分ほどの場所にある、県境にほど近い小さな温泉地。
昼食を予約すると、お部屋と、貸切岩風呂が使える。
おねえたちのリクエスト、イメージ 1
「山・自然系」
「温泉」
「うまいもん」
にリーズナブルに合致!
 
昼食は山あいならではの、鶏づくし、鯉づくし、ヤマメづくし、山菜づくし、と、
いかにもメニュー。
ブランド鶏肉を取り扱っていることと、おねえたち唐揚げが大好物なので、
鶏づくしにした。
おねえたちは、ミニ鶏づくしプレート。
 
まずは部屋に通された。6畳続き2間。古いが、昼食で使うには問題なし。
窓外には渓流が見えて、「山・自然系」。
 
イメージ 2風呂は昼食利用者と宿泊者のみとのこと。
2種類あり、半露天岩風呂とヒノキ樽風呂。
うちはもちろん、半露天岩風呂チョイス。イメージ 3
内カギ付きで、自由に使える。
野趣ある岩風呂は泉質もよし。「温泉」。
 
力にはちょっと熱そうだったが、楽しそうにしていた。
あがっておむつ一丁でごろごろしているところ。
 
風呂上がると部屋で食事。
仲居さんは、近所のおばちゃんって感じ。
 
 
 
イメージ 4
前菜としてとり皮酢の物など。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
メイン1の唐揚げ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
子ども用。Rは食べきれず。
もも肉焼は、大人のメイン2でもある。でかい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
写真は撮ってないが、最後に出た白ごはんがめちゃくちゃうまかった。新米とれたてらしい。ぜいたく極まり。
まさに、「うまいもん」。
 
食事全体としては、まあ、こんなもんか、というレベルだったが、
のんびり食べることができて、よかった。力もたたみでゴロゴロ動いたり、誰かに抱っこされたりでうれしそう。
 
古い旅館なので、廊下が狭く、迷路みたいな部屋割である。
通路も傾斜があったりして、力と一緒のうちみたいな家庭は、利用しやすい、というわけではなかったが、
ちょっとしたおでかけ気分プラス温泉、ってことで。