みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

つながりが差を生む

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手術から三日目にして注入が通常量になるなんて、さすがに早いな、と思っていたがトライだ。
朝一のは問題無しだったが、二回目の午前注入の前に、胃に朝の分の残量が15%ほど。微妙な量なので、今から注入する量から残量分減らして、注入することに。
医師には確認しなかったが、私的な感覚として注入速さを少し遅くしてみた。

注入後に、初うんちが出た。固め。げりぴでないのはありがたいが、水分少ない感じは気になるところ。点滴でもまだある程度水分入っているのに。

ひとつ考えられるのは、やや吸引が多いこと。また呼吸数も少し多い気がする。

昨夜の夜なべで日中眠そうだったが、看護師さんが来る度(しかも若い方限定!)、笑顔をふりまいていた。私には全然なのに。

午後もうんちが出たが、やはり固め。でもしっこも出てるし、いいだろう。うんちが出たからか、午後の注入からは残量なしで消化できてる。

夕方、傷のガーゼつけかえをしてもらったが、抜糸は術後一週間らしい。簡単な波縫いしてるから抜糸も端だけでやらんでもいいし、ま適当にやるから、と、いかにも外科医ちっくな言い回しで説明してくれたが、素人が見る限り、縫い跡は大変丁寧なものだ。

今回の手術は、先のすい炎からの継続でもあるし、何と言っても、もともと力を一年以上診ていて、私もコミュニケーション取れてる医師が執刀医として担当してくれてるのが、本当に大きい。

今までの、いい思いがない手術は、初見でのものばかり。医師や周辺がどんなもんか分からずに手術に突入してしまい、あれやこれや、困った事になってた。
力ケアは、客観的にみても、難しい面多々。いつどこに入院しても、看護師さんたちに申し送りすることばかりだ。だから、速さが命につながるチビスケくんのいろいろを左右するのは、結局はコミュニケーションしかない。文字やデータで伝えきれない何かが、差を生むのだろうと思う。
ここまでやってこれたのは、そんな小さな積み重ね。周りのたくさんの皆さんのたくさんのココロに、感謝感謝である。

夕方、ちょっとだけサービスショットを撮らせてくれた。その後夕方から熟睡して今にいたる。

明日採血だ。いい値だといいな。