みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

入園説明会(グチ)

本日午前は、今年度から通う園の入園説明会があった。
年長児にして新入園児、という、妙な状況ではあるが、
新しくてぴかぴかで、周りの環境抜群の施設に通えることは、ありがたいことだと思う。
 
しかし、昨晩、というか今日、でもあるが、力は、久しぶりの超テンションで、多分しっかり寝たのは3時半過ぎ。
これじゃ、起きられるはずはない。
朝、着替えだけさせて、出かけた。母は眠いぜ。
 
朝のお集まりからあり、すぐに親子分離となった、説明会に来ていた、肢体不自由部門の以上児さん全員。
みんな元気に、新しい場でも泣いたりもせず過ごせてたというのに、力ときたら、一人布団にくるまり熟睡。
年長児とは思えない!バブバブくんめ。
そのまま、帰宅直前まで熟睡だったらしい。多分確信犯でしょう。
 
大人は、説明会担当の保育士さんとリハビリの先生との2人体制で、説明を受けた。
当然ではあるが、昨年まで通っていた園と、基本は同じでも、詳細は違う。
また、新しい園なので、職員さんも、通園家庭も、園の態勢全て初めてばかり。
不慣れなのは、しょうがないことで、徐々に慣れるしかない。それはいい。
 
説明時に配布された、利用のしおり、には、まさに原則ルールが並べられていたので、
これだけ読み、話を聞けば、多分、あの場にいた、何割かのご家庭のみなさんは、
通園するテンションがやや下がったのではないかと、正直なところ思った。
つまり、自分も。
 
新しい園に不安がないとは言えなかったが、どちらかというと新しいとこに通うこと自体とても楽しみだった。
 
先月末に、「契約」として、園にはじめていき、園との契約を結んで施設内を見学させてもらった。
今日、「入園説明会」として、園のルールを説明された。
そして、来週頭に、「入園式」だ。
最も知りたかった担任の先生や担当のスタッフさん、看護師さんの体制などは、
入園式後にしか開示できない決まりらしい。
昨年度まで通った園でも、人事部分だけは異常なほどのかん口令が敷かれ、違和感があるほどなのだが、
リハビリの曜日設定でさえも、その時に正式発表だという。(結局確定してないが、と言って教えてはくれた)
入園式のお楽しみです、という。
説明する方は、何を話すにしても、婉曲表現でしか話せないのは、その方々のせいではないと理解はできるが、
質問しても、すみませんとしか言えないのなら、質問も意見も、何でも受けるなんて言えないではないか。
難しいかもしれない、検討中だ、どの時点かで、おいおいと、後から職員と相談して、などなどオンパレード。
何で入園式前に2度も足を運ぶ必要があったんだろうかと率直に不満を持った。
 
今月のヘルパーさんや看護師さんたちの依頼予定を、今日の説明会後には組めると思っていたがすかされた。
結局、うちだけ先に、今月の予定表をもらって助かりはしたが、
他のご家庭の皆さんに対して、申し訳ない気になった。
 
最初からあれこれ言うこともないよなあ、とは思ってるんだが、久々愚痴モードもりもりで更新。
これは、きっと、卒園して就学した時に感じる感覚の、前ふりなんだろうな~、と思っている。
こんなんを引きずらず、楽しく通園できるよう、週末に頭切り替えていかんとなあ。
 
個々のスタッフさんは、いつも、いつも、本当によくしてくれると思う。
本当にありがたい限りである。
それが、組織化されてしまうと、なんで、目につくところが多くなってしまうのだろう?
組織内やチーム内での自由闊達さを、感じられなくなるのは、なんでだろう?
 
医療や福祉関連施設に、どっぷり関係してしまうようになって、この疑問は膨らむばかりである。