みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

米命!

正月もひと段落した1月3週目くらいのこと。
 
私の勘違いで、米が足りなくなった。
今日配達してくれると思っていたのに、来週の今日が配達日だったのだ。
珍しく、ちょうど米を使いきり、私って何て上手に切り盛りしたのかしら、えらいわ!と自己満足していたのに。
 
わが家は週前半に訪問看護師さんに来ていただくので、基本的には週後半は外出できない日々。
木曜午後に米なしが判明したため、どうしようか、と、食糧庫をみると、
正月に使ったもち米と、赤米は残っている。
冷凍ご飯と、もち米と赤米、あとは麺類だけで、1週間なんとかなるやろ、おねえたちにも、そう伝えた。
 
土曜の朝の時点で既に、もち米が主食は無理、という結論に達した。
赤米も、もち米なので、同じく。
 
最初こそよろこんでいた、うどんも、パスタも、朝食のパンも、
わが家としては、朝夕のレギュラー主食としては、ありえん存在だということが、今回はっきりした。
米があ~ご飯があ~食べたいよう~
と、週明けにはブーイングの嵐である。
 
ここまで子どもたちから言われると、こりゃいかん買うしかないな、と。でも米が余るのも嫌なんだよなあ。
 
週明け、久々にばあちゃんから、力のスタイをたくさん作ったので園まで持ってきてやる、
との電話。
おおー渡りに船!
 
「ちょっとさあ、お恥ずかしいけど、うち、今、米がないったい。一粒も。で、木曜に配達されるけん、
それまでのつなぎに、3合でいいけん、ください。。。。」
 
ばあちゃんは、3キロと思ったらしく、買えばいいやん、と言っていたが、
いやいや、3合、というと、唖然と言葉を失っていた。無事いただきましたが。
 
久々の米飯の食事。
「さあ、今日は、ご飯よ!」
と言うと、
「わーいやったー!!ご飯だ、ご飯だ!!」
と娘たち。
 
どんな家庭やねん、と、思いつつ、おいしく頂きました。米命!