今日の小児当直担当医と主治医が来て、話をし、注入開始することになった。
昨日は頻回にさらさらと出ていた痰だが、今日は一転、ほとんど吸引要らず。酸素も外れ、熱も平熱よりはやや高い位で落ち着き。
酸素外れ吸引も減ったので、スピーチバルブを取りつけた。
昨日の今日だからまだまだ回復とは言えないが、昨日午後の時点での尿検査からは、すでに脱水所見はなかったとのことだし、便からもウイルスは検出できなかったらしい。
悪い局面は昨日の当直医の迅速適切な処置で早い段階で脱したということがわかり、安心した。それにしても、来る人皆口々に、昨日はかなり悪かったみたいやね、と言われ、改めて恐ろしくなっていた。間に合ってよかった。
だからかなり体にダメージを受けたのだろう。雪降る寒冷気候も手伝って、冬眠状態最高レベルの一日だった。夕方以降ほとんど寝ておりそのまま消灯した。
ただ、何度か、泣き顔で、はっきり声を出した。ほとんどがうんちでたよ、の合図で、一度だけ、布団が暑い、だったと思われる。
どれも不快サインだが、こちらにとっては本当に助かる。入院中、私も個室内でも念のためマスク常用中なので、うんちもしっこも、気付きが遅れがち。気付かず、力のそばを離れようとすると、声を出して引き留められたこと数度。成長したなあ、と、つくづく。
まだ、笑顔はなしなのが心配だが、今日の注入は、全部で平常の３分の１は入った。腹はやや張り気味だが、今のところ、嘔吐も下痢もなし、上出来だ。
明日から新学期。おねえ達を頑張ってねと送り出すことができず悪かったなあと思うが、帰っていろいろ話聞いてやろう。
