みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

入院(ほぼ人為)

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本日より入院。診てもらっている時が最も悪く、軽い脱水ショック状態だったらしい。

朝五時頃から下痢大量と何度かの嘔吐。七時の投薬は幸い入ったが、その後、少量の水分でも体が受け付けず、注入してしばらくして嘔吐、の繰り返しだったため、病院に連絡し、満室のため入院は難しい、と言われつつ、プチ準備して出かけた。車中どんどん顔色悪化し、当直医が一目みて、あ、これは危ない、早く点滴を!と一気に滴下して、やや落ちついた。
低血糖も疑われたが、採血結果より、脱水のみと判明し、少し安心した。
危険度高いのと、ありがたいことに、退院された方がいて、入院となった。

医師には今流行中の嘔吐下痢を疑われていたが、九割方、感染症ではないはずなのだ。なぜなら原因は前日の私にあるから。

昨日はお休みだったこともあり、昨年秋から検討していた、寒天状態での一気注入をトライしようと思いたった。外出しない家族ばかりの家で感染症は考えにくいし、新学期始まれば毎日通園で体力もやる気もなくなりそう。
ノートに細かくチェックしながら、昼一番から開始。

寒天注入については後日更新するとして、かいつまんで言えば、全く問題なく進み、拍子抜けするほどだったのだ。
なのに、風呂前の夜間時間に下痢らしき兆候。
その後は風呂入ってすぐに寝たので大丈夫かなと思った。が、念のため二時までは観察はした。

で早朝からの嘔吐下痢。感染入る隙間なし、平たく言えば私の人為ミスということ。

思い返せば、あの時こうすれば、と、ターニングポイントはいくつも思い浮かぶが、あとの祭り。力と、冬休みボーナスの休日をゆっくり過ごそうと思っていた娘たちには本当に申し訳ない。

久しぶりの嘔吐と大量下痢だ。体が少し大きくなっているから、なんとか間に合ったが、あまりにも早い悪化に、いくら調子いいといっても、やっぱり気を抜けないな、と強く反省した。

当直医は大変ベテランの方に運よく当たったが、力みたいな子は、言わば細い道をうまくバランスとって進んでるので、ちょっと逸れると、どーんと落ちるから気を付けて、と言われて、本当に納得だった。

力は絶食の上、からだがしんどくてずっと眠れず、珍しく泣いたり機嫌悪いそぶりを見せていたが、夜になってとうとう朝の下痢以降初の便がでて、眠ってしまった。
午後から発熱したが、それも投薬なしでやや落ち着き、よかった。
当直医のひとりとして主治医もいて、こちらもラッキーだった。何事も話が早い。

それにしても、力にかわいそうなことをしてしまった。今朝に戻って変わってやりたいよう。