みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

池波正太郎の大根鍋

ぐうたら夫、私たちの訪問以降、週末は必ず自炊しているらしい。
4年たってようやく、というところだが、自炊既に一ヵ月。なかなか頑張っているではないかと言ってやろう。
 
しかし、電話が多い。買い物の時点や、準備途中、ところかまわず、電話で尋ねてくる。
適当に工夫して作る、という感覚はないのか。
まだそこまで要求してはいけないのだろうか??
 
私たちが滞在した時点で、換気扇が故障していた。旧型の、壁に直接プロペラがついているタイプ。
ひもを引っ張ってONにするが、ひもを引っ張っているときしか回っていない。
だから、危険なのだが、私は料理中、片手でひもを引っ張り続けながら煮たきをした。非効率きわまりない。
 
イメージ 1夫は窓を開けていればいいだろう、と、
換気扇回さずに料理していたらしいが、
先々週だったか、厚切り肉をフライパンで焼いた際、
 
「煙が出るまでフライパンを熱してください」
 
と書いてある注意書きを忠実に守って、
煙が出るまで熱々にフライパンを火にかけたら、
部屋の防火設備が作動したらしい。ウーウーと大音量。
周りのみなさんに大迷惑だ。
せっかくの厚切り肉の味は全く覚えていないと言っていた。
あほである。根本的な。
 
それ以降は気をつけて、「一人鍋」中心の食卓とのこと。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
そして今週末は、前々からなんだかんだと言っていた、
「大根とあさりの鍋」
に挑戦する、と言う。
私もやったことない鍋。
どんなのだ?
池波正太郎の小説に、出てくるらしい。
食べたかったっちゃんねー、と夫。
 
材料は、大根、あさり、水菜で、と思っていたらしいが、
水菜がなくて、春菊でいいかな、と、まずは電話があった。
 
次に、あさりの砂抜きはどうすればいいのか。
 
その次には、大根に下煮ってどうすれば?
 
最後に、なんか、味がせんけど。。。醤油いれていいかな?
と、問い合わせ三昧だったが、夜中に出来上がった写真を送ってきた。
 
イメージ 3おいしかったかどうかは、まだ話しておらず不明。
池波正太郎の鍋の味のイメージとどうだったのだろうか。
 
みた感じ、なかなかヘルシーそうである。
早速うちでも作ってもらうことにしよう。