みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

おねえたちの2010年の経済観念

今年は特に後半、家電の買い替えが連続でやってきた。重なる時は重なるものだ。
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先月、テレビを買って、はあ、大物買い、、、、、と、思っていたら、
最後に、ホームベーカリーがいかれた。
最近は米粉パンが焼けるS社のHBが
受注中止になるほど売れているらしいが、
めちゃくちゃリーズナブルに手に入れたうちのシンプルHBは、
抜群の稼働率でよく働いてくれている、
うちで買ってよかった家電ランキング上位の品。
もう使い始めて5年ほどになるので、いかれる時期だったのかも。
しかもいかれた、といっても、本体は大丈夫で、
中身の窯のパンケースだけの消耗と判明。救いがある。
 
調べるとメーカーからパンケースだけ調達できることがわかった。
しかし、リーズナブルに買っただけに、
買った時とそう変わらない投資を、ここでするのがいいのか?
いっそ新調してはどうだろか?と、
パンケースの買い替えに、やや二の足を踏んだ。
夜中ずっと迷って決め切れず、翌日、おねえたちに相談した。
 
母:あのさー、パン焼き器が壊れたやん。4千円くらいで中身だけ替えることができるらしいけど、
いっそ新しい機種を買ってもいいかな、って迷いようと。それなら1万円位。どう思う?
N:えー。新しいのじゃなくていいっちゃない?(あっさり)
母:え、いやにあっさり答えるねー。じゃ、Rにも聞いてみるね。
 
後からやってきたRに同じ質問を、Nに聞いたことを言わずに、してみた。
R:え、そりゃ、中身だけの買い替えよ!だってさー、他は動くっちゃろ?もったいないよ。お金も。(ばっさり)
 
2人同意見。すっきりと買い替えに決定した。
 
それにしても、先日、テレビ買うかどうか相談した時も、特にRは無駄使いはだめよと、新調に慎重意見だった。
いろいろと欲しがるRだが、考え方は現実的になってきたもんだ。
 
うちでは約2年前から、おねえたち2人ともにお財布を渡し、お金(お小遣い)の管理をそれぞれやらせている。
旅行などでは、自分で買い物を自由にさせてみている。
Nは、なかなか欲しいものもなく、なかなか使えず、貯め込む方だが、
一旦これ欲しい、と思うものが見つかると、高額でも絶対に手に入れる。
Rは、いつでも欲しいものが多く、どんどん使ってしまってあまり残らないが、
旅先では必ずお土産を買うなど、人に贈るものに対して、金払いの思い切りが良く気持ちがいい。
使い方は2人それぞれで、とてもおもしろいが、
それぞれ、すっからかんにはならないよう、どうにかやりくりしている模様。
 
そんなことが、こんな発言につながっているのかも。彼女らもずいぶん成長したものだ。
私も、もっともな意見を言ってくる身近な存在がいて、ちょっと楽になった。