みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

予定ない週末

先週末は旅行から帰って初めての週末だったが、親戚の行事に参加することになり、ばたばた。
今週末は久しぶりに予定がない週末となった。
 
というのに、当地では大量の黄砂。晴れているのにほとんど雨降りのような空の暗さ。
ちょっと散歩でもしようか、と言っていたが、こんな日に出ていいことなさそうだ。
家でだらだらと過ごしていたが、力も空と同じく、何となくどんよりしており、
夕方やや痰が多くなったので、やっぱり黄砂の影響はあったかも、と思う。
 
イメージ 1日曜は少しクリアになった。
気温も落ち着き、街路樹も、
黄色と赤がはっきり混じっている。
午前中に、おねえたちが冬のブーツを見に行きたい、と言っていたので、
商業施設まで散歩することにした。
 
力は二度寝しようか、というところで、
出発時はとても眠そうだったが、
外に出るのはうれしそうだった。
最近は、玄関先に連れて行ってバギーに乗せると、
必ず足をバタバタして、うれしそうな様子を見せる。
 
 
おねえたちは自転車、私たちはバギー徒歩で、約10分ほどの距離にある大型商業施設近辺は、
近くに新しくて広い海沿いの散歩道もあり、ちょっとした散歩にはもってこい。
 
ちょっとした散歩だし、と、私が、下のおねえRに、
母:「あのさあ、吸引器さあ、もう持っていかんでもいいかいな?手動持っていけばいいかな?」
(先日の旅行中、大事な場面で手動吸引器が使えて、問題クリアしたことで味をしめている母)
R:「だめよー。ちゃんと吸引器持っていかないかん!調子にのっとったら神様から罰が当たるよ!」
と説教くらってしまったので、
Rも言うようになったわねえ。でも、そうやね、と、吸引器もいつものように持参した。(結局使わず)
 
イメージ 2力はおねえたちがブーツを物色する間、
おもしろくなさそうなやる気ゼロ顔だったが、
不機嫌な顔まではいかず、
おとなしく付き合ってくれていた。
 
最後に食品売り場で、
彼女らが飲み物を物色している間は、
やや気分UPしたが、タオルくわえたまま微妙な顔。
たまにはおねえたちにも付き合ってやらんと~。
 
 
 
 
 
帰宅すると、うれしそうだった。
散歩はいいけど、買い物はおもしろくなかったらしい。
 
まあ、11月半ばで外出できただけでも、よし。