みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

手を伸ばすきっかけ

今日は訪問リハビリだった。
 
先週のリハでも、かなりいい感じだったが、今日もがんばっていた。
何より、リハ時間に、逃避行動がなくなったのが大進歩だと言っていいと思う。
 
先週に引き続き、先生が私物のおもちゃを持ってきてくださって、それがどうも気に入った模様。
押すと、ぷーぷーと高い音が鳴るのに、すっかりつぼにはまってげらげら笑っていた。
 
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午後は先日ヘルパーさんから誕生日にいただいたおもちゃを上からつり下げてみた。 
以前は、目の前につり下げていても関心薄かったのに、今はかなり見ている。これも大きな進歩だ。
偶然にも手にあたると音がでる。
まだ手に当たったから音が出た、とはほとんど認識していないが、
この因果関係をつかみさえすれば、手を伸ばすことが増えるのだろう。
これをわからせるのが、思考錯誤である。
 
おねえたちには乳幼児時期、全くと言っていいほどおもちゃを買い与えずにやってきて、困らずにきたが、
力に関しては、どんどん積極的に働きかけないと、彼の持つ力を引き出せない。
3人目にして、いろいろと勉強になるこのごろだ。