みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

時を超えてイケてる~Timeless Fly

週末に久保田利伸のライブに夫と行ってきた。
本来ならば、私の久保田歴と同じく、20年来の友人と行くつもりで計画していたのだが、
激務な友人は土壇場で行けなくなり、その空席にはちょうど夏季休暇になっていた夫が座ることになった。
 
ライブ大好き、というわけではないのだが、久保田に関しては、前回4年前の当市のツアーの際も行った。
2度も続けて行くなんて、きっと私を知ってる人たちは、そんなにファンやった?と驚くことだろう。
 
4年前。力が命がけの手術を何度か乗り越えて、私たち家族は入院生活まっただ中のこと。
病院で偶然、当市のライブを知った私は、日々の看護生活からの逃避もあってどうしても行きたくなり、
周りの方々の協力を得て当日券をどうにか手に入れて行ったのだった。
 
イメージ 2それから4年後の今年。ライブの情報を得たのが昨年末。
友人と行こか?とぼちぼち予定していたが、
力の予定の手術と入院が予定外に3月末までかかったため、
いい時期に予約することができずに、
ギリギリで手に入れた席はかなり今一つの位置取りだったが、
ちょうど力が退院した後に手に入れた2席。
 
それにしても、4ヶ月以上前から何かを予定できる、
など、なんていい身分になったものだろう!
この4年の重みと意味を感じた。
当日、力も元気いっぱいで、
申し送りにもほとんど不安もなく出かけることができた。
 
ライブは、4年前と比べても、断然、よかった。
いやあよかったよかった。
きっと、これは、私の気持ちの在り処の違いもあるのだろう。
本当にありがたいことである。
ホントいい夏休みをもらえた。力はもちろんだが、
4年前と変わらず協力してくださった皆さんに感謝感謝だ。
 
 
この度のツアーは、「Timeless Fly」という新アルバムと同タイトル。イメージ 1
意味とコンセプトは、「時を超えてイケてる」、とのこと。
観客の皆さま方は、自分らと同じ世代の方々ばかりで、
妙に居心地良かった。(ちなみに、年取ったと、自ら認めるわけでは決してない。)
帰路、
私たちと同様、子育てが一段落して、(うちに関しては一段落はしていないが)、
子どもを留守番させて出てきている大人がたくさんおるやろね、と夫と話した。
この年代のイケてる人が多いほど、
世の中捨てたもんじゃない度が上がるのではないかと思う。
 
「時を超えてイケてる」目指してまた4年後?楽しみにしつつ。