みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2度目の親子分離

週明けのお楽しみ会に参加した後は、一日は休養、一日は訪問リハビリでお休みした。
とても元気なので、休んだのがもったいないほどだったが、
さすがにこの猛暑の中、往復30分ほどの道程、特に、乗降時が母がかなりしんどい。
 
訪問リハビリが終わった後は、おねえたちのプール日だったので、ここでも泳ぎ、教えて、夕方にはぐったり。
まあ、子どもたちを遊ばせることができるような夏休みになったのは、ここ1,2年のことなので、
ありがたいことだと思わねばならん。
ぼやぼやせずに、体力増強を図らんとな。ちょっとさぼりっぱなしだ。
 
本日は通園。うちは二度目になる親子分離である。
 
申し送りをしたらすぐに、いってらっしゃーい、と先生方が引き受けてくれた。
今回は、お友だちの家庭と共に、街中まで出かけて、ビュッフェたらふくコースを計画していた。
 
まだ力を授かっていない頃、勤め人だった頃は、ランチ時、いつのぞいても満員で入れなかった店。
今回は早々に予約して一番目に入って、しこたま!食べた!
おねえたちも、お友だちと一緒なこともあって、楽しそうでよかった。
 
戻ると、力は問題なく元気だったとのこと。
元気すぎて、注入管を引き抜いたらしい。
このごろ調子いいのはいいが、移動範囲は広いし、動き方が激しくなって、全く目が離せない。
注入中の管を手や足にぐるぐる巻いて引っ張ったりで、
ちょっと目を離したすきに、ぎょえー、というありさまになっていることが何度も出てきた。
 
まあ、これもまた、ありがたいことだ。
 
無事帰宅して、帰路と到着後に少々昼寝をしていたが起きたらまた絶好調。
夜まで騒ぎ、風呂後にすっきり眠ってくれた。
リズムがとれる、ということは、やっぱり体調がいい証拠なのだろう。おねえたちと一緒だ。
 
好調なので、経口摂取の練習をしているのだが、
これがまた、以前からは考えられないほど、簡単に食べて飲みこんでいる。
 
念のため夕食時のみ、軽めのものを少々、にしているが、これなら時間をかけると、かなり食べるかもしれない。
うちの貧弱なメニューでも、なんだか楽しそうに食べてる雰囲気も出てきた。
おねえたちも、ちーくんって、もう食べられるっちゃないと?と言っている。私もそんな気がしてきたなあ。
 
まあぼちぼち、である。
 
イメージ 1左写真は、私が誤って
撮影時にフラッシュをたいてしまった一瞬の顔。
この後、全くいい顔をしてくれず、
不機嫌になってしまった。ごめんね力。
 
 
明日からおねえたちは旅行で不在。
久しぶりに力と二人きりになるので、
だらだらまったり過ごすことにしようっと。