先週、木曜の通園後、何となくくしゃみをしているなあ、と思っていたら、
金曜の朝方に鼻水だらだら垂らしており、痰も黄色くなって、風邪状態に突入していた。
早めに、と、手持ちの抗生剤と、痰切りの内服薬を投与し、日曜朝方の鼻水を最後に、大方脱したようだ。
通じて機嫌も良く、熱を出さなかったので、鼻風邪、というか、夏風邪みたいなものだったのだろう。
軽くて本当によかった。
週明けの通園は大丈夫だった。
当市の中核の福祉センターに、大人だけで介護用品などを見学に行くため、
力は、初の、園で一人で保育、という予定だったので、
今一つだったら、通園は遠慮しよう、と思いきや、
夜はテンションばりばり高く夜なべしたのに、朝5時にはぱっちり目覚めていた。
そりゃー、君はいいかもやけどさ。母の身になってくれよう。3時間半睡眠だ。
といっても、力も短い睡眠であることは間違いなく、
大丈夫かなあと思いつつ、やっぱり元気なので通園した。
痰はやや粘調ではあるが、頻回に吸引しなければならないわけではなった。
看護師さんが、大丈夫よ、と請け合ってくれた。
スタッフのみなさんには、本当にお世話になっている。
時間が限られるので、早々に出発した。バスに乗って10分ほどの場所にある施設に。
大きくて立派な福祉施設は、いろんなイベントがあり、利用価値大の場所だが、
自宅から遠いこともあり、なかなか足が向かなかった。
こんな機会じゃないとね。
センターでは福祉、介護用品がたくさん展示してあり、いろんな体験もできる。
昇降できるベッドから始まり、車いすや、自動昇降機能がついてる浴槽など、様々。
まだまだちびすけの力なので、何とか私の力でも、お世話できるが、
これが成長して、体重20キロ以上になれば、何をやるにも、介護者の負担が増大することは明らかだ。
腰やひざを痛める前に、介護負担を軽減することを、頭に入れておかねばならん。
まだまだ先、と思っていたら、すぐにきますよ、と、いつか、先生に言われたことがある。
最も近い将来に必要かもしれないのは、リフトかも。
職員さんが操作しながら丁寧に説明してくださっていたので、写真撮っていいですか?と聞くと、
よければ、体験してみませんか?とのことで、
リフト体験をした。
椅子に座ったまま、
ハンモックのような布を体にセッティングしてもらい、
それを、写真の赤いバーの両端にひっかけて、
電動でブイーンとゆっくり移動する。
でも、これも、うまく乗せてくれたからだ。
乗る人の体の状況と、
その状況を把握しながら、使用しなければ、
ちょっと怖い乗り物になるかもしれんな、とも思った。
もうひとつ、ものすごく私的にヒットだったのが、
ポータブル便器の一つ。
排泄物を、コンポストのような要領で、
木材チップが分解して処理する、という、エコモード便器。
おおー、これはいい、おもしろいー。とインパクト大だった。
時間がなく、車いす体験などはできなかったが、見学はとても有意義だった。
でも、それと同時に、ここにある介護用品が、いつか必要になるのかもなあ、と、
とても複雑な気分になったもの事実。
また、福祉介護用品は、確かに、どれもこれも、かなり便利であるが、
力については、様々補助を受け、定価の何分の1かで購入することはできても、
(申請年制限有り)
ベースがかなり高価なので、ビビってしまう。
また、どれもこれも、使うには、スペースが必要だ。
もともとの住宅事情に、この規格を楽に入れ込めるのは、なかなか難しい。
つまり、ぶっちゃけお金がかかる、ということである。
一緒に行ったお母さんたちとは、これって、先に、自分たちの父母が利用することになるかもよねえ、
と話したくらいだが、
現実、おじいちゃんおばあちゃんの介護も含め、
設備や備品をすっかり整えて、負担が少ない介護にあたるためには、
ある程度の経済力と、情報収集能力、知識などがなければ、だめってことだ。
やっぱり、公的な助けがなければ、かなりかなり、厳しい状況なのだ。
あんまりいろいろ考えると、ちょっとブルーになってしまうが、
目をそらさずに、ある程度視野に入れて、考えねばならない。
それに、こんな知識を増やせることは、力を授かったならでは、のことだ。
誰でも老いは来て、いつかは、利用することになるのだから。
ちょこっとはハードルを低くしてもらっている、ってこと。
センター見学を無事に終えもどると、力は看護師さんと遊んでもらっていた。
一瞬寝た後、またテンションあがったらしい。
寝入りばなに、ぴくつきがあった、とのことだったが、それ以外はあまり問題もなく大丈夫だったよ、
と、報告してもらった。
初の館外分離。なんとか無事にクリア!
保育では、絵を描いたり、運動会の練習を見学したり、いい感じで過ごせたようだ。
先生が描画の写真を撮ってくれており、見ると、なかなかしっかり描けていた。
食事中も眠ることなく、帰宅途中でも眠らず、だったが、
帰宅後の訪問看護師さんの時間に、
1時間ほど熟睡したらしい。よかった。
夜も早く寝てしまった。このまま、ロングで眠りそうな感じだ。。。。
そうそう!今日帰宅の際、目の前で事故を目撃した。衝撃だった。
ベビーチェアを車につけているお母さんが運転する車(子どもは乗っておらず)と、中学生の自転車。
直進の列に、右折で急いで曲がって入ろうとしていた車と、前方から飛ばしてきた自転車。
運転者は、自転車に気づいてなかったかもだが、自転車の少年は、すり抜けようとスピードを上げたところ、
私の車の前で、どしゃーんとぶつかり、自転車は派手に横転した。
車窓を開け、「大丈夫?」などと尋ねている模様。大丈夫ではないはずだ。
でも、少年は動転しているのか、「大丈夫」などと答えて、そのまま何もなかったかのように、
車は列に並び、自転車は走り去ろうとしていた。
いやいやいや、そりゃだめやろ。
すぐ横に自転車を停めて足をさすっている少年。
声をかけようと窓を開けようとしたら、
後ろに並んでいたタクシーのおっちゃんが、先に車を降りて少年に声をかけた。
そしてすぐに走っていって、車の運転者にも声をかけた。車は少年のもとに戻ってきた。
よかった。ちゃんと話をしなきゃ。
そのまま、私は帰宅したが、
その後、買い物に行った際、同じ道を事故2時間後くらいに通ったら、
警察官数人と当事者で現場検証していた。
少年は、制服はやぶけていたが、元気そうでほっとした。
でも、目の前で起こったこの事故に、思わず、大声をあげてしまった。恐ろしいことだ。一瞬の出来事。
流血、とか、頭打撲、とかにならずに、よかった。。。
先日も、暑さでふらふらしながら自転車に乗ってきた人が危険だったが、
また今度も、目の前で事故があった。
これは、安全に気をつけんといかんよ、という警告だろう。
余裕の心を持って、運転せねばならんなと、肝に銘じた。
暑いから急ぎたい気持ちは、誰でもある。
こんな時こそ、ゆずりあいで!安全第一で!!