みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

昨日までのボクを脱ぎ捨てて~♪

当地はまだ大丈夫だが、周辺のエリアは、雨がかなりひどい。
隣県では亡くなった方もいるらしい。
梅雨状態の中でたまにゲリラ豪雨もあるもんだから、たまったもんじゃない。
 
しかし、うちの力は、梅雨の、雨が降る前が最もだめなのだが、
じゃんじゃん降ってしまっている今のような状態では、体調も落ち着いている。
先日までの不調を昨日の夕方に脱したと思ったら、
今日は朝からばっちり目覚め、準備万端で通園できた。
 
1時間目は大人の子どもに対する声掛けの勉強会だったので、到着してすぐに私は別室に行ったのだが、
力は先生たちと遊んでもらっている時も、とても機嫌が良かったらしい。
ただ、パラバルーンをしてもらった時に、ちょっと、ムっ、としたとのことだったので、
様子を聞いてみると、おそらく、パラバルーンの色に反応したのではないかと想像できた。
力、ビビッドピンクが、とても苦手なのだ。
カラフルな色は大好きでよくみているが、目がちらちらするようなグレアが高い色はとても嫌がる。
光もピカピカギラギラでぎゅっと目をつむる。
 
ビビッドピンクが目の前に来て、多分、ぎょっとしたのだろう。しかし、わかりやすいのはいいこと。
 
 
イメージ 12時間目はリハビリだった。
先週、リハビリ頑張った日の夜中に熱出したので、
今日は無理せずと、先生はぼちぼちペースで進めてくれたが、
あまりにも機嫌も良く好調なので、
いつも通りのメニューとなった。
不調の後の割には、ちゃんと座れている。
泣きも一度もなかった。
 
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その後の昼食時には、静かに眠りについたが、
帰宅前には起きており、元気元気。
園でこんなに好調を持続した日は、2カ月ぶりではないか!
 
帰宅して、看護師さんの時間だったが、
絵本を読んでもらっている時に、眠ってしまったらしい。
でもやっぱり、私が戻ってきた時には、起きて元気にしていた。
 
 
それからだ。
ゴロゴロ広範を動き回り、へえへえ、と遊んでいたが、だんだん声が出るのがわかって楽しくなったらしく、
ああ~、ああ~、と言ったり、ひゃ~と言ったり、バリエーションが増えてきた。
母もおねえたちも、夕方の時間はそれぞれ忙しいので、力に構わずにそれぞれいろいろしていたのだが、
一度、力が大きな大きな声で、ひゃはああ~!、と言った時には、みんなで爆笑してしまった。
笑うと、力も笑ってひゃはははは、と。
 
これは、もしかすると、声覚醒したかもしれない。
昨日ブブゼラな声だと書いたばかりだが、一気にここまで進んだぞ。
 
子どもってのは、驚きの進化を遂げる時期があるが、
力は、先日までの熱出てしんどい時に、へえへえと声が出たことがきっかけで、
自力で声が出ることを、どうも認識した模様。
身体の好調も拍車をかけているのだろうが、うれしいことだ。
 
昨日までのボクちんとは違うぜ!イメージ 3