みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

もうちょい

熱は下がった。少し安心した。
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でも熱下がった翌日は、思い出したように鼻水をたまに出していたので、
やっぱり何か感染していたのだろう。風邪の一種かもな。
 
熱下がった日に風呂に入れたが、翌日は風呂疲れか、ずーっと寝ていた。
まだ活気あるとは言えない。
でも、今回は腹具合は悪くなかったので、力的にも、少し楽だったのではないかと思っている。
とりあえず、底は打ったか、というところ。
 
 
さて、明日は参議院の選挙だ。
いつもは、選挙期間中のどこかの日で、看護師さんやヘルパーさんが来てくれる時に、
急いで期日前投票をしに行くのだが、
今回は力の不調と、私の不調で、とうとう行けずじまい。
 
今回は棄権するか、と思いもしたが、やっぱり行かんといかんな。まことしやかな言い訳しても後悔しそう。
力を連れていくことも考えたが、どうも大雨になりそうだし、何より力もまだまだ本調子ではない。
ヘルパーさんに相談すると、投票行く間のケアを引き受けてくれた。急だったのにありがたいことだ。
 
選挙とか政治とか、関心ねーし、だって、なんも変わらんし、という人もたくさんいるとは思うが、
そんなこと、やることやってから言え、だ。無責任この上ない。
そりゃー一人くらいではほとんど変わらんかもだが、ゼロではない。
 
うちみたいな境遇では、誰かのヘルプがないと、基本的な権利である投票もままならん。
福祉サービスさまさまなのだ。
漫然と日々過ごしているようでも、実は、
何かや誰かに助けられて生きていることを、特に選挙権のある大人は皆、再認識する日と、肝に命じたい。
 
今回は迷うところだが、ギリギリまで考えて、投票しよう。
協力してくれる人たちや、サービスを受けることができているのだから。