みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

喘息は外来治療でいけるか?

イメージ 1金曜も朝から受診し点滴をつなぎ、
喘息治療薬を3時間おきに注射しながら、治療を継続。
 
金曜は終日、酸素は投入せずに、まあまあの数値を保ち、
前の日とうってかわって、ほとんど目を覚ましていて、
機嫌もなかなかな感じだった。
入院しているお友だちのお母さんや、看護師さんたち、
園の先生たちが顔見に来てくれたこともある。
 
でも、夕方になって、なんだかまたぎゅうぎゅう鳴り始めた。
ラストの注射を入れに来てくれた主治医は、
診察しながらかなり渋面である。
 
事情を酌んでもらって外来治療を3日間お願いしたのだが、
それでも、これか、という状況。
週末に入るし、本当はこのまま入院の方がいいのでは、
というのが主治医の顔から、ありあり、だったが、
とりあえず、点滴を抜いて、帰宅させてもらった。
 
 
帰路も、痰は多いし、土砂降りの雨。
うーーーん、と悩ましく思いつつ、ピアノレッスンにバスにて自力で行っていたおねえたちを迎えに行き、
帰宅すると、力、少しは気が紛れた様子。
既に熱は出していない状態になっていることは、安心材料でもある。
今回は、入院したくない気持ちもあったが、
日中の様子を見ていて、なんとなく行けるのではないと思ったこともあった。
しかし、やはりぎゅうぎゅう音はしている。
 
週末夫が休暇をとって帰宅することになっており、イメージ 2
珍しく金曜中に戻ってこれることになっていたので、
もしこれから悪化したとしても、大人二人いれば、
迅速に対応はできるはず。という思いもあり。
 
 
それから、3時間おきに吸入し、痰を吸引し、
アイスノンを替え、そうこうしているうちに、
かなり状態改善し、夜は眠ってくれた。
朝方げほげほ言い始めたので、
また吸入し、吸引し、を繰り返し、
翌日には、何となく、一皮むけた感じに見える。
 
結局、土曜は入院せずじまいで、過ごせた。
終日機嫌よく起きており、
おねえたちのピアノを聞いたり、
リラックスムードである。
夜は超久しぶりの家での風呂に入れてみたが、
とてもうれしそうで、げらげら笑っていた。
そのまま撃沈するかと思いきや、
1時間弱眠った後にふと目を覚まし、土曜の夜はほとんどずーっと起きていた。
しかも、ぶうぶう言ってて、楽しそう。
土曜夜は夫の担当だったが、(金曜は私がほとんどオールナイト)
彼はこんな状況に慣れていないため、
吸引のタイミングで目を覚ませるのかと、緊張で朝方までまんじりともせず、だったらしい。
そこまで吸引頻回ではなかったはずなのだが。(私は半分寝ていて詳細は知らず)
ということで、朝方から、また私が交代した。
やっぱり朝方、ぜいぜい言い始めたのもある。喘息によくある症状である。
 
みかけハードな状況のようだが、基本、機嫌よく真っ暗な中起きているのだから、
心配度は低かったのだ。
蒸し暑かったから、もあるかもしれない。おねえたちは、夜中に、暑い、と起きてきたし。
 
イメージ 3眠らぬまま今に至る。
この妙なテンションは、
もしかして、喘息治療薬の、違う効果かもしれない。
 
まあ機嫌いいのでいいのだが。
日中は吸引もとても少なくなった。
胸の音は、やや聞こえるが、呼吸も楽そう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まだ、何とも言えないが、今回は外来治療でどうにか挽回できたような現況。
うちみたいな状況での、喘息で入院しない一つの形、になったかもしれない。
 
もちろん、主治医他皆さんのご理解があってのことなので、
これを是とせず、力の状態を第一に、ということを忘れぬよう、と肝に銘じつつ。
 
寝不足で母もやや風邪気味。。。