みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

眠るくん、次は夜から男に

夫は予定通り帰宅。空港大混雑だったらしいが、もう今日には既に、帰省ラッシュが始まるらしい。
祝日分散の案も、確かに一理ある部分もあるが、根本的な解決には全くならない。
男性の育児休暇取得率1%以下の問題点も同じところにあるのだと思うが、
社会が、休暇をそれぞれの家庭がとりたいと希望する時期に、少しまとめてとれるような風潮を、
醸しだすすような取り組みこそ、必要なのだろう。
 
夫が帰宅してきた時は、力は起きていた。
でもほどなく眠ってしまい、そのまま眠るくんとなってしまった。
というか、眠るくんは28日夜から継続中なのだ。
 
寝ている時は、何となくげっそりしているような見てくれなので、心配してしまうが、
起きると何てことがない。
 
そして、夫が帰宅してきた日は、夜21時ごろからパリッと起きた。
機嫌がいいので、夫は最近力のマイブームである、絵本読み聞かせを、何冊も何冊もしていた。
力もしっかり絵を見て、うれしそうに聞き、終わったらちょこっと拍手をしていたように見えた。
イメージ 1
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しかし!その後風呂に入って少し眠くなったかなあ、と思いきや、一気に、
「夜から男」
に変身した。しかも、夜といっても23時ごろから!
電気消して、真っ暗にしても、一人でぶうぶう話しながら、笑ってばたばたしている。
いつもは、私が寝てしまうと、(多分)ほどなく眠るのだろうが、
夫もいるからか、私がどの時点かで気絶した後は、さらに激。
頭上にずりあがって、布団から頭が落ちて、さらに、
置いていた吸引器に頭突きしながら吸引管を引っこ抜いて手にぐるぐる巻きにしていたらしい。
 
結局夫もどこかでダウンしてしまい、力はいつごろ眠ったのかよくわからない。
私が朝起きて力をみると、壮絶な状態だった。
 
いつやったのか、また吸引管を手に巻きつけて本体から外してしまっている。
栄養注入のチューブを別の手に巻きつけている。
そして、恐ろしいことに、
気管切開部分の蓋にしているスピーチカニューレと、
気管孔を保護しているガーゼが、どちらも、影も形もなくなっているではないか!
力ののど元には、Tチューブがビューんと上を向いて突っ立っているだけである。げげげげげげ。
どうやって外したのだああ???
 
よかったのは、呼吸状態は問題なかったこと。まあスピーチカニューレの部分が閉塞してるのではなく、
解放したままだったのだから、乾燥を心配すればいい状況。
しかし、何か物が上に落ちてきて詰まったり、何かがかぶさったりしてしまうと、大変なことだ。
 
力は、騒いだ後きっとスイッチがプチっと切れたのであろう、大の字でぐっすり気持ち良さそうに眠っていた。
 
こりゃーいかん、危険。
 
それにしても、連休始まった!父ちゃん帰ってきた!と、のぼせあがったこども状態である。
こどもらしいといえばいえるが。。。危険。。。
 
案の定、翌日も眠るくん大驀進し、少し早めに起きたので、その日の夜は、前日よりも早めに眠ることができた。
それにしても、まだ寝ている。
 
通園が疲れたのだろう。というか、それしか考えられんな。
昨年は週3日通園すること自体が珍しかったが、
今年度は、私の通園しなければならない所用もあったことで、結局は3週間週3回程度通ったことになる。
術後の身のうえで、やや無理が来たのかなあ。
それでも、楽しそうだったからなあ。
 
連休中、ずっと眠るくんでいる気だろうか?
こんなに暖かで天気がいいのに!!
 
ということで、もともと連休の予定がないうちだが、より一層だらだらと1日1日をすごし、
私はずーっと何かしら食べ物を作っているこの数日間だ。